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求人サイトの智聯(lián)招聘と経済情報を提供する澤平宏観がこのほど共同で発表した報告書「中國都市人材誘致力ランキング:2022」によると、中國で最も人材を誘致する力のある100都市ランキングでは、北京、上海、深センがトップ3に並んだという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
ランキングを見ると、2021年は上位10都市に北京、上海、深セン、広州、杭州、成都、蘇州、南京、武漢、長沙が並んだ。21年の新卒生と修士以上の人材で履歴書を一線都市に送った人の割合は、新卒生が20.7%、修士以上が30.0%で、いずれも流動する人材が一線都市を希望する割合を上回った。新卒生と修士以上の人材は一線都市と二線都市に集中する傾向がより強く、特に修士以上の人材は一線都市に一層集中したという。
同報告書によると、21年の流動人材のうち、男性が58%を占め、都市にこだわらずに仕事を探す意欲は女性を上回った。18-30歳の年齢層が65%近くを占め、若年化の傾向が明らかになった。學(xué)歴は學(xué)部卒業(yè)以上が56%を占め、高學(xué)歴の人ほど都市にこだわらずに仕事を探す可能性が高かった。
賃金を見ると、21年の流動人材のうち月収8千元以上は30%で、求職者全體の26.7%を上回り、収入が多い人ほど都市をまたいで仕事を探す可能性が高かった。19-21年には流動人材で月収8千元以上の割合は、19年が26.4%、20年が24.4%、21年が29.6%だった。業(yè)界別に見ると21年に流動人材の52%が、IT(情報技術(shù))産業(yè)、不動産業(yè)、製造業(yè)に分布し、不動産業(yè)の人材は地域の枠を超えて仕事を探す割合が明らかに上昇した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月18日