日本の原子力規(guī)制委員會は現(xiàn)地時間の7月22日、東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染水の海洋放出計畫を正式に認(rèn)可した。來年の春には放出が始まる見込みだ。同計畫は2021年4月に公表されると、國際社會、周辺諸國、日本國民から強(qiáng)く非難されることになった。しかし日本政府は引き続き獨(dú)斷専行し、世界の人々の利益と國際的な海洋安全を顧みず、「海洋放出」を強(qiáng)硬に推し進(jìn)めようとしている。このような行動は極めて無責(zé)任だ?！附U済日報」が伝えた。

このたび同委は「海洋放出」計畫を認(rèn)可したのは「お茶を濁す」に過ぎない。日本政府は海洋放出の合意を得ながら進(jìn)めているように見せかけている一方で、東電は「敵は本能寺にあり」で実はすでに放出に向けた作業(yè)を進(jìn)めている。今年4月25日から、放水口の整備と海底の掘削をスタートし、同委が計畫を正式に批準(zhǔn)する前の7月17日に作業(yè)の一部を完了させた。鉄筋コンクリート製の放水口がすでに完成しており、「あとは放出を待つばかり」の狀態(tài)だ。東電はこれをいつでも修復(fù)可能な「環(huán)境保全対策」であり、特に認(rèn)可を受ける必要はないとしているが、こうした事後承諾式の著工と想定內(nèi)の認(rèn)可から、日本政府と同委と東電の間には早くから何らかの合意があった可能性があるとともに、日本政府ができるだけ早く「海洋放出」プロセスを推進(jìn)しようと焦っていることがうかがえる。

日本が「放射能汚染水の海洋放出」を獨(dú)斷専行するのは、國際社會、周辺諸國?地域、自國民を極度に尊重しない姿勢を示すものであることに疑問の余地はない。

第一に、日本の「海洋放出」プランはまだ國際原子力機(jī)関（IAEA）の最終的な認(rèn)可を受けていない。今年2月以降、日本政府はIAEAの現(xiàn)地視察を促そうとしてしきりに安全性をアピールしてきたが、現(xiàn)在の進(jìn)展?fàn)顩rを見ると、IAEAはまだ放射能汚染水の海洋放出の安全性について明確な判斷を下しておらず、今年下半期に最新の実施計畫について改めて評価を行う予定だ。明らかなことは、今の日本は「海洋放出」が正しい選択かどうか考えることをやめ、強(qiáng)行方式によってIAEAの意見を無力化し、IAEAの決議に強(qiáng)制力がないという點(diǎn)を巧みに利用して既存の國際ルールを突破しようとしている。

第二に、周辺國の意見に対し、日本はさらに聞く耳を持たず、中國とロシアが日本に提起した共同の技術(shù)的問題に一切回答せず、太平洋諸島フォーラム（PIF）の首脳會議と閣僚會合がこの問題について表明した重大な懸念にも回答せず、周辺諸國と國際社會が日本に科學(xué)的データや理論的根拠などの提供を求めると、日本政府はなんと9月から放射能汚染水でヒラメとアワビを養(yǎng)殖するテストを行って「身の潔白を証明する」という計畫を打ち出した。

批判が高まる國內(nèi)世論も日本政府にとって頭の痛い問題になっている。

日本は太平洋を「下水道」のように見なしてなんとしてでも汚染水を放出しようとするが、この行動は日本の國際的イメージをひどく損うものであり、世界の環(huán)境、周辺國?地域と自國の人々に取り返しの付かない重大な損失を與えることにもなるだろう。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月28日