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ザリガニは5月に一度価格が低下したが、最近は安定的に上昇しており、再び夏の食卓の「ど真ん中に這い上がる」勢(shì)いを見(jiàn)せている。
各地でザリガニ価格が安定上昇していることについて、アナリストは、「夏休みで出かけたいという意欲が高まっていること、飲食消費(fèi)が回復(fù)したことが、現(xiàn)在のザリガニ価格の安定上昇のカギだ。ザリガニの収穫シーズンは4月から9月まで、集中して市場(chǎng)に出回る時(shí)期は5月から8月までなので、中國(guó)の夏シーズンとほぼ一致する」との見(jiàn)方を示した。「海外の先進(jìn)市場(chǎng)の『ビール指數(shù)(ビールが飲みたくなる度合い)』に倣って、『ザリガニ消費(fèi)指數(shù)』を設(shè)定し、人々の夏の消費(fèi)の景気動(dòng)向を読み取り、各地のザリガニの養(yǎng)殖、出荷、仕入れ?販売、付加価値を高める加工を指導(dǎo)する際の參考資料の1つにするとよい」と提案する専門家がいる。
ザリガニが食卓の中心になると、「ザリガニの頭を食べていいのか」という話題がネットユーザーの中で熱い議論の的になった。
多くの「食いしん坊」たちが、ザリガニの頭にある味噌は「この世で一番おいしいもの」だと言う。実はこの味噌は肝膵臓(中腸腺)、つまりザリガニの肝臓だ。ザリガニの肝臓も人と同じように毒素を分解する器官で、ザリガニの場(chǎng)合はこれが頭部にある。生育環(huán)境の中でザリガニは摂取や呼吸を通じて、重金屬、汚染物質(zhì)、寄生蟲(chóng)などを體內(nèi)に取り込む。またザリガニの頭部には肝膵臓のほかにもさまざまな器官があり、たとえば胃やえらなどがあり、これらも毒素を吸収し処理する部分で、重金屬、病原菌、寄生蟲(chóng)が最も多く集まる部分でもある。したがって、ザリガニの頭はあまり食べない方がいいだろう。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年7月25日