中國(guó)科學(xué)院と中國(guó)気象當(dāng)局の科學(xué)研究者はこのほど新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)內(nèi)の崑崙山脈の標(biāo)高5200メートルの獨(dú)尖山で、多要素北斗伝送自動(dòng)ステーションの設(shè)置に成功した。同ステーションは中崑崙山脈で標(biāo)高が最も高い気象ステーションで、青蔵高原(チベット高原)北斜面の崑崙山脈高標(biāo)高地域における気象観測(cè)データ?記録の空白を補(bǔ)った。新華社が伝えた。
中國(guó)科學(xué)院大気物理研究所によると、獨(dú)尖山は崑崙山の頂部に位置し、自然環(huán)境が過(guò)酷で、天気が複雑で変化が激しい。科學(xué)研究者は過(guò)酷な天気と高山病を克服し、多要素北斗伝送自動(dòng)ステーションの設(shè)備調(diào)整とデータ伝送の実現(xiàn)に成功した。
新たな気象ステーションは一體化された中國(guó)の國(guó)産気象観測(cè)設(shè)備を採(cǎi)用し、一般気象要素の観測(cè)を踏まえた上に、紫外線放射と低溫観測(cè)を追加。高標(biāo)高の天気プロセス、気候変動(dòng)及び崑崙山の獨(dú)特な降水の特徴を研究する貴重な気象資料を提供する。
科學(xué)研究者によると、青蔵高原北斜面の崑崙山とタクラマカン砂漠は西風(fēng)と季節(jié)風(fēng)の相乗効果と青蔵高原の気候水蒸気エネルギーの研究の重要エリアだ。青蔵高原は近年、気溫と降水量が明らかに上昇するという特徴が見(jiàn)られた。新疆南部の異常気象の頻度も大幅に上がっている。これらの変化と関連する水蒸気エネルギーの変化を追跡し、変化の裏側(cè)にあるメカニズムとそれが引き起こす影響を解明する必要性がますます高まっている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月19日