安徽省量子工學(xué)研究センターが15日に明らかにしたところによると、中國(guó)初の量子チップ高真空保存容器の開(kāi)発に成功し、稼働開(kāi)始した??茖W(xué)研究者はこれを「量子チップ冷蔵庫(kù)」にたとえている。中國(guó)新聞社が伝えた。
同センターの賈志龍副センター長(zhǎng)は、「この容器は合肥本源量子計(jì)算科技有限責(zé)任公司が研究開(kāi)発したもので、3つの保存スペースを持ち、各スペースの獨(dú)立した操作が可能だ。同時(shí)にスマート監(jiān)視システムを配備しており、真空度をリアルタイムでチェックでき、チップの保存に安定した高真空環(huán)境を提供する。研究開(kāi)発者はさらにマンマシンインタラクション機(jī)能インターフェイスを研究開(kāi)発し、設(shè)備の完全自動(dòng)化操作を?qū)g現(xiàn)した」と説明した。
賈氏は、「量子チップの超伝導(dǎo)材料は環(huán)境への感度が高く、製造と保存の過(guò)程で環(huán)境が基準(zhǔn)を満たさなければ、空気中の酸素?水分子と化學(xué)反応を起こしやすくなり、各種異物を吸著しやすい。これが原因で、量子チップ重要部品のジョセフソン接合や超伝導(dǎo)コンデンサなどが老化し、量子ビット周波數(shù)の一致性が下がり、量子チップのコヒーレンス時(shí)間が減少し、最終的に量子チップの性能が影響を受ける。これは食品を空気にさらすと酸化し腐ってしまうのに似ている。量子チップを適切に保存しなければ、鮮度が落ちるため使用できなくなる恐れがある」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月16日