ブルーベリーが今、旬を迎えている。広東省仏山市南海區(qū)里水鎮(zhèn)の智源施設(shè)ブルーベリー栽培園では、ブルーベリーがたわわに実り、作業(yè)員たちが収穫に追われている。ここのブルーベリーはサイズが大きく、直徑が従來(lái)のものの2?3倍、中ぶりから大ぶりのものは18?25ミリで、超大ぶりのものは26ミリ以上。ここのブルーベリーは大きいほか販売時(shí)期も早く、従來(lái)のものが毎年4?9月に大量に市場(chǎng)に出回るのに対し、同栽培園のものは早くも1月から市場(chǎng)に出回るようになる。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

陳日遠(yuǎn)氏のチームが研究開発した腕時(shí)計(jì)ほどのサイズの「南高シリーズ大ぶりブルーベリー」品種。

ここのブルーベリーはなぜ成長(zhǎng)が早く大ぶりなのだろうか。同栽培園は華南農(nóng)業(yè)大學(xué)園蕓學(xué)院の陳日遠(yuǎn)教授のチームの科學(xué)研究成果を活用し、鉄骨ハウス、全自動(dòng)水?肥料一體化灌漑システムなどの近代的な栽培技術(shù)を採(cǎi)用し、1株毎の各成長(zhǎng)段階に必要な栄養(yǎng)分を正確にコントロールできるようになった。

この大ぶりのブルーベリーはすでに市場(chǎng)で大好評(píng)となり、品薄になっている?，F(xiàn)在、このブルーベリー技術(shù)関連の産業(yè)プロジェクト生産拠點(diǎn)が15ヶ所設(shè)立され、累計(jì)栽培面積が166.7ヘクタールを超えており、良い経済?社會(huì)効果が得られ、栽培面積が拡大し続けている。

華農(nóng)陳日遠(yuǎn)チームが研究開発した「南高シリーズ大ぶりブルーベリー」。

陳氏のチームは華南地域の獨(dú)特な溫?zé)釛l件を利用し、大型ハウス基質(zhì)栽培の生産スタイルを革新し、8年をかけ品種適応性選択、樹形培養(yǎng)剪定、開花?著果促進(jìn)、品質(zhì)管理、病蟲害総合対策などの重要技術(shù)を確立し、最終的に南方地域の気候の栽培に適した「南高シリーズ大ぶりブルーベリー」品種を選別した。安定生産期に入るのが早く、生産量が多く、品質(zhì)が高く、従來(lái)のブルーベリーの限界を大きく突破した。

チームが研究開発した大ぶりブルーベリー。直徑はブルーベリー専用標(biāo)準(zhǔn)測(cè)定ツールの最大サイズを上回っている。

また、陳氏のチームは當(dāng)初より産業(yè)化に特に注目し、関係企業(yè)と各種協(xié)力を行った。この製品と技術(shù)はすでに10數(shù)件の特許を出願(yuàn)しており、チームと企業(yè)が共有している。

「南高シリーズ大ぶりブルーベリー」という新品種をめぐり、開発チームはその栽培から収穫、レベル分け、加工、保管、輸送、販売に至るブルーベリー生産?管理の産業(yè)新スタイルの構(gòu)築を決定した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年5月10日