中國のグルメサイト「大衆(zhòng)點評」が17日、「2013年北京都市生活消費報告」を発表した。これによると、物価の上昇に伴い、2013年に北京市民が小吃(シャオチー?中華料理の軽食)を食べた時の1回あたり消費額は34元(約574円)と、2012年より2元(約34円)アップした。北京晩報が伝えた。
同報告では、様々なデータをもとに、グルメをはじめとする北京市民の地元生活における2013年の新たな風潮が分析されている。2013年に北京市民がシャオチーを食べた時の1回あたり消費額は34元と、前年比2元増加した。また、北京のシャオチー価格は、消費額が多い全國21都市の中でもトップで、第2位の上海を5元(約84円)上回った。正式な料理のうち、北京市民に最も人気の高い料理は「火鍋(鍋料理)」だった。報告によると、火鍋は2013年に北京で最も好まれた正式な料理で、北京料理と西洋料理がこれに続いた。
共同購入市場の発達と規(guī)模拡大に伴い、食品の購入に共同購入を利用する北京市民が増加の一途を辿っている。2013年、「大衆(zhòng)點評」の共同購入サイトに出店した店舗數(shù)は、前年の約3倍に達した。「一品につき6―7割安」として計算すると、北京市民は、共同購入によって総額18億元(約304億円)以上を節(jié)約した計算になる。また、新たな市場環(huán)境が生まれたことで、北京の高級飲食店が「庶民化」路線を歩き始め、共同購入サイトに出店する店舗數(shù)が激増した。報告によると、2013年末の時點で、「大衆(zhòng)點評」に登録している店舗で、客1人あたりの平均消費額が200元(約3400円)を上回る飲食店は600軒以上、このうち共同購入サイトに出店したことのある飲食店は4分の1を占め、共同購入サイトに出店している店舗の數(shù)は、2012年の2.4倍に達した。
共同購入で映畫のチケットを買い、映畫館に出向く消費者は多い。2013年、消費者が初めて共同購入を利用するきっかけとなったのは、チケットの購入が最も多かった。報告によると、初めて共同購入を利用した消費者が買ったものは、「映畫のチケット」が最も多く、バイキング料理、火鍋、KTV(カラオケ)、北京料理が続いた。共同購入を利用して購入する商品のうち、映畫のチケット以外に人気が高いのは、食品?飲料だった。報告によると、北京において、2013年に共同購入を通じたチケット販売量が多かったトップ5は順次、映畫、食品?飲料、火鍋、バイキング料理、北京料理だった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月18日
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