北京大學(xué)社會(huì)學(xué)學(xué)部の夏學(xué)鑾?教授は、「経済が発展し、所得も向上するにつれ、多くの人の懐があたたかくなり、お年玉の額も増える。また、競(jìng)爭(zhēng)心を抱いたり、自慢したり、メンツを重視したりする人が一部おり、親戚や友人が自分の子供に200元くれたら、自分は500元あげるという狀態(tài)になる。そうしているうちに、お年玉の額がどんどん膨らんでいく。実際には、このような心理狀態(tài)は望ましくない」と指摘する。

　中國(guó)大陸部では、お年玉の額が高騰している一方、香港では、春節(jié)期間中、10香港ドル(約130円)か20香港ドル(約260円)が入った「利是」と呼ばれるお祝儀袋を渡すのが伝統(tǒng)であることは注目に値する?？F起が良いことや大きな利益があること、さらに幸運(yùn)が続くことなどを願(yuàn)うのがその主な目的で、あげる方にとっても、もらう方にとっても負(fù)擔(dān)とはならない。

　夏教授は、「競(jìng)爭(zhēng)心を抱く気風(fēng)を変えなければ、人々の負(fù)擔(dān)は大きくなるばかり。春節(jié)などの時(shí)に、お金をたくさんあげる必要はないし、そうすべきでもない。身分相応のことをすべき。習(xí)近平國(guó)家主席が2012年12月に8項(xiàng)目にわたる贅沢禁止令『八項(xiàng)規(guī)定』を打ち出し、政府はこの點(diǎn)で模範(fàn)を示すようになっている。庶民も、それを模範(fàn)にし、望ましくない習(xí)慣は捨てるべき」と指摘している。

　ある専門家も、「多くの人の春節(jié)期間中の出費(fèi)の內(nèi)訳を見(jiàn)ると、親孝行をするための出費(fèi)が大部分を占めている。そのような人は、帰省した際に両親にできるだけ何かをしてあげたいと望んでいると同時(shí)に、子供として親に対する後ろめたさも含まれており、自分に負(fù)擔(dān)を加えている。それなら、普段頻繁に帰省するほうがいい」と指摘している。（編集KN）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年2月10日