「中國海監(jiān)の新たな旗艦」と稱される「中國海監(jiān)50」が、2011年に配備された。4000トン級の同船は巡視と海洋調(diào)査を一體化した、中國で最大級の、総合能力が最高の、設(shè)備?裝置が最先端の、技術(shù)力が最高の、多機(jī)能大型中距離海洋法執(zhí)行公船だ。

　現(xiàn)在世界最大の海上警備船は、海上保安庁所屬の巡視船「しきしま」（現(xiàn)在2隻）だ。同船の排水量は7175トンに達(dá)し、1番艦のしきしまは1992年に就役し、2番艦のあきつしまは2013年末に竣工した。同海洋監(jiān)視船は2機(jī)のヘリを搭載可能で、航行速度は25ノット、最長航続距離は2萬カイリに達(dá)する。35mm連裝機(jī)銃を2基、20mm機(jī)関砲を2基搭載している。

　中國海監(jiān)隊(duì)は中國國家海洋局に所屬し、中國海監(jiān)総隊(duì)、中國海監(jiān)海區(qū)総隊(duì)（北海総隊(duì)、東中國海総隊(duì)、南中國海総隊(duì)を含む）、中國海監(jiān)沿海?。ㄖ陛犑?自治區(qū)）総隊(duì)、およびその支隊(duì)?大隊(duì)によって構(gòu)成される。総人數(shù)は8400人以上で、航空機(jī)を9機(jī)、海洋監(jiān)視船?巡視艇を200隻以上保有しており、海と空の高い共同法執(zhí)行能力を持つ。1萬トン級海洋監(jiān)視船は、中國の海洋主権維持活動にとって、まさに鬼に金棒となりそうだ。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月21日