中央ネットワークセキュリティ?情報化指導チーム第1回會議が2月27日に開かれ、中國をネットワーク強國にするよう取り組むと表明した。國家情報化専門家諮問委員會副委員長、中國工程院院士の鄔賀銓氏は取材に応じた際に、「ネットワークセキュリティはすでに國家安全の重要な表現形式になっている。ネットワークセキュリティがなければ、國家安全は成り立たない」と指摘した。人民網が伝えた。
米國や一部の國はサイバー攻撃を戦爭の手段にしようとしている。鄔氏は、「中國のネットワークセキュリティ戦略は防御を中心とする。中國はまず、いかにネットワークセキュリティを保障するかを強調する。ネットワーク境界とネットワーク空間の保護は、良好なネットワーク環(huán)境を創(chuàng)造する」と語った。
鄔氏は、「スノーデン事件、數年前のイランの核施設を標的としたスタックスネット、ウィキリークスなどは、物理的な境界線のないネットワークの世界において、ネットワークセキュリティが國家安全の中で重要性を高めていることを教えてくれた。ネットワークセキュリティがなければ、國家安全は成り立たない」と述べた。
中國のインターネットセキュリティにはさまざまな問題がある。鄔氏は、「まず、管理體制が分散化されている。複數の部?委員會がネットワークセキュリティと関連しており、その職能が重複しており、管理能力が不足している。次に、ネットワークの法整備が遅れている。米國はネットワークにさまざまな関連法を制定しているが、中國には関連法が不足している。それから、ネットワーク技術が立ち遅れている。多くのネットワークのインフラのコア技術が把握されておらず、トロイの木馬などのリスクが存在している。また、ネットワークの意識面で、ネットワーク強國との間にまだ開きがある。多くの人はファイアーウォールをインストールすれば安全と考えており、警戒心を持っていない。漏洩した情報の一部は、公共のネットワークに接続されているコンピュータに保存してはならないものだった」と警鐘を鳴らした。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月6日
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