安倍首相が女性の力を活用する「ジョセイノミクス」をうち出したその日、さきに東京都議會で自民黨の男性都議からヤジを飛ばされた塩村文夏都議に対する謝罪が行われた。とはいえ、安倍首相本人は塩村都議に直接謝罪はしておらず、塩村都議が所屬するみんなの黨の淺尾慶一郎代表を通じて謝罪の意を伝えただけだ。伝えられた謝罪の言葉をみると、ヤジ事件には直接言及していない。
安倍首相は淺尾代表に対し、「都議會の件は申し訳ない」と述べた。
數(shù)日前に行われた東京都議會で、質(zhì)問した塩村都議に対し、自民黨の鈴木章治都議などが「早く結(jié)婚しろ」、「(子供を)産めないのか」といったヤジを飛ばし、世論の怒りを買った。鈴木都議は23日に自分がヤジを飛ばしたとして謝罪し、自民黨の會派を離脫すると発表した。
安倍首相はブログに「SHINE!すべての女性が輝く日本へ」と書いている。塩村都議は24日の夜、安倍首相の思いは受け止めるが、これでは十分でないと述べた。
また塩村都議は、安倍首相の意見には賛成するものの、現(xiàn)実をみると、たとえば東京で、女性が外で働くのは非常に難しい。女性の労働を後押しする大きな環(huán)境もなければ、政策による支援もないとの見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月26日
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