臺灣「民用航空局（民航局）」の李萬里副局長は24日、「墜落事故を起こした復(fù)興(トランスアジア)航空のブラックボックス2個はすでに回収され、臺北に搬送された。事故の原因究明を擔當する飛航安全調(diào)査委員會がブラックボックスのデータ解析を進めており、早ければ1週間後に結(jié)果が得られる見込みだ」と述べた。京華時報が報じた。

李副局長は、事故機が空中を旋回していたことは間違いないと斷言、「事故の原因は、気象條件によるものと見られる。パイロットが冷靜な判斷ができなくなった可能性もある。また、パイロットがあまりにも高い地點で旋回していたと思い、高度を下げ過ぎたのかもしれない。これらはすべて考えられうる狀況だ」と説明した。

また、李副局長は、「24日午後の時點で、31人の犠牲者の身元が判明した。副操縦士と2人の客室乗務(wù)員の遺體も発見された。負傷者10人のうち、7人は高雄と臺北の病院に搬送され、治療を受けている」と続けた。

臺灣現(xiàn)地メディアの報道によると、臺灣「民航局」の沈啓局長は24日、澎湖馬公空港で行われた記者會見において、「今回のトランスアジア便の事故では、墜落現(xiàn)場で48人の遺體が見つかった。だが、遺體の多くは欠損があることから、最終的な犠牲者の數(shù)は現(xiàn)段階では確定できない」と話した。

〇事故の最終報告書、完成は1年後

飛航安全調(diào)査委員會の王興中?執(zhí)行長は24日午後、「事故機はかなり大きな衝撃で墜落したため、ブラックボックスもある程度破損している。その上、事故発生時は雨が降り続いていたことから、ブラックボックスを乾燥させるのにある程度の時間がかかり、その後ようやく解析作業(yè)に入ることができる。データが破壊されていないことを望むばかりだ。ブラックボックスの解析結(jié)果が出るのは、最も早くて5日から7日後になるだろう」と語った。

王執(zhí)行長によると、今後3カ月以內(nèi)に事故資料報告が行われるが、事故全體の最終報告書が完成するには、丸一年ほどかかるという。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月25日