望京店の閉店から2カ月も経たないうちに、イトーヨーカドー北苑店も來月閉店されることになった。北京イトーヨーカドーは「重荷」を下ろし、7店舗のみの営業(yè)となる。このほど北京の華糖ヨーカ堂有限會社の総経理となった成都イトーヨーカ堂有限會社元総経理の今井誠氏は、北京市場の戦略を再調(diào)整した。北京イトーヨーカドーは衣料品?日用品?食品を隔てていた壁を打破し、総合的な売り場へのモデルチェンジを目指す。今井氏は北京イトーヨーカドーの國見和美元総経理の低価格路線を放棄しようとしている。北京商報が伝えた。
北京イトーヨーカドーと成都イトーヨーカドーの業(yè)績の間には「天地の差」があるが、この差は今も縮小されていない。北京イトーヨーカドーの関係者は、「イトーヨーカドーは北京市場で苦しい経営狀況を強いられており、改革を加速する必要がある」と指摘した。イトーヨーカドー北苑店は本日、サプライヤーに閉店説明會を開き、7月15日に消費者に閉店を正式発表する予定だ。北京イトーヨーカドーの店舗數(shù)は8月末に、6店の売り場と1店の食品館に縮小される。
イトーヨーカドーは今年、店舗縮小の流れを維持しており、開店計畫を立てていないが、北京市場の拡大を目指している。イトーヨーカドーは1997年に中國に進出し、成都と北京で事業(yè)を展開してきた。しかし2008年以降、北京市場の業(yè)績が軒並み悪化し、「危険サイン」が出された。イトーヨーカドー中國総代表、成都イトーヨーカドー會長の三枝富博氏は、「2012年に、成都の5店の売上は50億元(約815億6千萬円)に達したが、北京の8店(閉店した望京店を含む)は約25億元(約407億8千萬円)のみだった」と述べた。
成都イトーヨーカドーは今年5月、この16年で最大規(guī)模の人事異動を行った。これは北京エリアの変革の下地とされている。イトーヨーカドーは初めて中國籍の金暁蘇氏を成都イトーヨーカドーの総経理に任命し、成都イトーヨーカドー元総経理の今井氏を北京に転任させた。任命を受けると今井氏は直ちに北京を訪れた。上述した関係者は、「北京イトーヨーカドーの経営方針にはすでに変化が生じており、成都市場の経営に類似する戦略を模索し、価値を重視する売り場への転換を進めている。北京イトーヨーカドーはブランド構(gòu)造の調(diào)整だけではなく、プライベートブランド商品の比率を高め、サービスと売り場の體験を重視する。これまで分立していた衣料品?日用品?食品の壁を打破し、総合的な売り場に生まれ変わる」と語った。今井氏も、今年の北京イトーヨーカドーの経営目標(biāo)を発表し、各店舗の売上を5%伸ばすと述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月14日
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