米食品卸売會社OSIグループの中國法人である上海福喜食品の工場で期限切れ肉が使用されたというスキャンダルによる影響は、その提攜先にまで波及している。米國東部時間7月21日、ヤム?ブランズとマクドナルドの株価が下落した。新華網(wǎng)が伝えた。

ヤム?ブランズの株価（終値）は4.25％安となり、企業(yè)の時価総額が15億ドル弱減少した。中國A株上場企業(yè)である、上海福喜食品の提攜先の聖農(nóng)発展公司の株価も、21日に6％安を記録した。

これまでの様々な事例から、食品安全チェーンのどれほど小さな問題であっても、提攜先?消費(fèi)者に大きな影響を及ぼすことが分かる。

記者が22日晝、上海市のマクドナルド、ケンタッキー、ピザハットを取材したところ、客足が大幅に減少している店はなく、関連商品の供給は停止されていた。消息筋は、「ピザハットは上海福喜食品の供給をストップしたことで大きな影響を受けており、注文も減少している」と述べた。

OSIグループは21日、「當(dāng)社は調(diào)査チームを発足している。政府部門の調(diào)査に全力で協(xié)力し、同時に社內(nèi)調(diào)査を進(jìn)めていく。當(dāng)社は全責(zé)任を負(fù)う」と表明した。

マクドナルドの関係者は22日、「本件について現(xiàn)在も調(diào)査中だ。企業(yè)の損失についてはまだ分析しておらず、賠償についてもOSIグループとの意見が一致していない」と述べた。聖農(nóng)発展公司もメディアを通じ、「上海福喜から原材料の供給を受けている。今後供給を取り消すかについては、同社の処理の結(jié)果によって判斷する。當(dāng)社はOSIグループとの協(xié)力が、本件によって影響を受けることはないと考えている」と表明した。

有名「海外ブランド」のスキャンダルが近年相次いでおり、次々と品質(zhì)問題に陥っているが、これは中國市場のよくある風(fēng)景と化している。海外ブランドはなぜ中國市場に進(jìn)出すると、厳格な基準(zhǔn)と要求を放棄するのだろうか？