8月31日に行われた第12期全國人民代表大會(全人代)常務(wù)委員會第10回會議で、烈士記念日の設(shè)立に関する議案が採択され、毎年9月30日が法により烈士記念日と定められた。これに関し、民政部(?。﹥?yōu)撫安置局の鄒銘局長に取材した。人民日報が伝えた。
――烈士記念日を設(shè)立した経緯は?
近年、社會各界の人々、専門家?學(xué)者らが様々な方面から烈士記念日の設(shè)立を提案している。一部の全人代代表、全國政治協(xié)商會議委員も同記念日の設(shè)立を呼びかけ、様々な形式の記念活動を行ってきた。人民網(wǎng)などのメディアが2008年、烈士記念日の設(shè)立問題についてネットユーザーの意見を求めたところ、幅広い支持を得た。烈士記念日の設(shè)立は、社會各界から望まれている。
烈士記念日の設(shè)立に関し、民政部は2005年より研究?論証作業(yè)を開始、中共中央宣伝部、文化部(?。?、全人代常務(wù)委員會法制工作委員會、國務(wù)院法制弁公室、軍委法制局、総政治部、中國民俗學(xué)會など10あまりの組織および民俗學(xué)専門家が參加するシンポジウムを複數(shù)回開いたほか、國務(wù)院法制弁公室が4度にわたり16の関連部門、31の省?自治區(qū)?直轄市人民政府、新疆生産建設(shè)兵団の意見を求めた。各地?各部門の専門家、學(xué)者はいずれも烈士記念日の設(shè)立に賛同した。
――烈士記念日が9月30日に定められたわけは?
1949年9月30日は人民英雄紀(jì)念碑の定礎(chǔ)式が行われた日だ。國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)の前日に烈士記念活動を?qū)g施することで、建國の日に烈士を忘れないという気持ちを十分に體現(xiàn)し、國が烈士をたたえるというテーマを突出させることができる。
また、法により烈士記念日を設(shè)立することは、國民の愛國主義?共同體意識および社會主義道徳を育成し、中華民族の血脈を伝承し、社會主義の核心的価値観を育成?実踐し、中華民族の団結(jié)力を強(qiáng)め、中華民族の偉大なる復(fù)興?中國の夢を?qū)g現(xiàn)するための精神を呼び覚ます上で、重要な意義を持つ。この日に記念活動を行い、烈士をしのび、知識を広めることで、我々はより良い狀態(tài)で國家建設(shè)に取り組むことができる。
――烈士の記念施設(shè)の保護(hù)と管理はいかに行われるか?
現(xiàn)在、中國には烈士の墓98萬9千基が存在しているほか、烈士記念堂?記念館、碑亭、塔、祠、像、遺骨堂などの関連施設(shè)が2萬9千カ所ある。烈士をたたえ、烈士の精神を発揚(yáng)するため、各級の人民政府は4300あまりの烈士記念施設(shè)保護(hù)機(jī)関を設(shè)立。國家級、省級、區(qū)を設(shè)ける市級、県級の烈士記念施設(shè)保護(hù)管理體系が確立されている。
――烈士記念日に、民政部はどのような活動を予定しているか?
民政部は國の全體計畫に従い、各地の烈士追悼活動を指導(dǎo)する。烈士墓での追悼行事、烈士の知識普及、烈士遺族への優(yōu)遇?救済金の支給等を通じて、烈士関連施設(shè)の革命遺跡資源としての役割を発揮させ、人々の愛國心を高める。また、こうした活動は記念日だけではなく、常日頃から力を入れ、長期的なものにする必要がある。例えば関連施設(shè)の修繕や遺品の収集を通じて、記念施設(shè)の保護(hù)管理水準(zhǔn)を引き上げることができる。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月1日
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