南京市竜潭港が1日、積出港稅還付政策の試行を開始した。同日より、竜潭港で通関手続きを行い、條件に合致する運(yùn)輸企業(yè)が輸送を請(qǐng)け負(fù)い、海運(yùn)で上海洋山保稅港區(qū)に直接輸送されて出國(guó)するコンテナ貨物に、この政策が適用される。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

中國(guó)財(cái)政部（財(cái)務(wù)省）、中國(guó)稅関総署、國(guó)家稅務(wù)総局はこのほど、9月1日より積出港稅還付政策の試行範(fàn)囲を拡大すると発表、條件に合致する南京市竜潭港などの8つの積出港を試行対象とした。

南京金陵稅関の責(zé)任者は、「同政策の実施により、南京市の輸出企業(yè)は上海などの沿岸部の港灣都市の輸出企業(yè)と同じく、稅還付をタイムリーに受けられる。これは企業(yè)の資金繰りの圧力を緩和する。輸出企業(yè)は輸送コストを大幅に削減でき、輸出商品の世界での競(jìng)爭(zhēng)力を効果的に高めることができる。また同政策の船舶に対する直接輸送の要求により、貨物の輸送にかかる時(shí)間が短縮され、中継の効率が高まる」と述べた。江蘇高陶文化発展有限公司総経理の王貴夫氏は、「輸出企業(yè)は、これまでの稅還付制度より少なくとも1カ月前に稅還付を受けられるようになる。同改革の実施により、経営コストが約2割削減される」と見積もった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月2日