外交部の秦剛報道官は10日、中國と米國の相互的なビザ緩和と中外人員往來の簡易化について記者の質(zhì)問に答え、中米両國間の人員往來の簡易化は、各分野の交流と協(xié)力を促す重要な意義を持つと語った。人民日報海外版が伝えた。

――中米両國は近日、相互の國籍のビジネス?観光?留學(xué)人員に対する長期マルチビザ発給について共通認(rèn)識を達(dá)成した。関連狀況をお聞きしたい。また近年は、國外に出かける中國の一般市民が増え、中國パスポートの「値打ち」に議論が集まり、「思い立ったらすぐ旅行できる」?fàn)顩rへの期待が高まっている。外交部は今年、この分野でいかなる取り組みをし、進(jìn)展を得ているか。

中米両國は友好協(xié)議を経て、平等互恵の原則に基づき、相互の國籍のビジネス?観光?留學(xué)人員に対する長期マルチビザ発給について共通認(rèn)識を達(dá)成した。近日中に交換公文の形で確認(rèn)する。共通認(rèn)識によると、両國は、商務(wù)?観光活動のために相手國を訪れる人員には有効期間最長10年のマルチビザ、留學(xué)のために訪れる人員には有効期間最長5年のマルチビザを発給する。中米両國の人員往來を簡易化し、各分野の交流と協(xié)力の促進(jìn)に重要な意義を持つ措置となる。

中國外交部は近年、中外人員往來の簡易化を積極的かつ段階的に推進(jìn)し、中國パスポートの「値打ち」の向上をはかり、前向きな進(jìn)展を遂げてきた。第一に、90カ國近くと各種のビザ相互免除協(xié)定、39カ國と53件のビザ手続の簡便化協(xié)定を締結(jié)した。第二に、積極的な働きかけによって、37カ國?地域と中國側(cè)への単方向のアライバルビザ発給、8カ國?地域と中國側(cè)への単方向でのビザなし入國許可を勝ち取った。第三に、中國人のAPEC商務(wù)旅行カードの保有量の拡大を進(jìn)め、地域內(nèi)の各エコノミー中のトップに立った。我々はさらに、二者間領(lǐng)事條約の締結(jié)推進(jìn)によって海外領(lǐng)事機構(gòu)の増設(shè)などの措置を加速し、法律制度や領(lǐng)事サービスなど各方面から中國人の海外発展にバックアップを提供した。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月12日