中國(guó)の各旅行サイトが「ビザ」をめぐるサービスで、競(jìng)爭(zhēng)を激化させている。まず、「攜程網(wǎng)」や「百程網(wǎng)」が今月15日に「ビザ取得代行手?jǐn)?shù)料を無(wú)料にする」と発表したのに続き、悠哉旅游網(wǎng)も24日、「(同サイトで)航空券を購(gòu)入すると、ビザ取得代行手?jǐn)?shù)料と取得に必要な諸費(fèi)用を無(wú)料にする」というキャンペーンを始めた。業(yè)界関係者は、悠哉旅游網(wǎng)のこの措置で、ビザ取得サービスをめぐる価格競(jìng)爭(zhēng)はいっそう激しくなるだろうと予測(cè)している。ビザは海外旅行には必須アイテムで、競(jìng)爭(zhēng)激化は避けられない情勢(shì)になっている。北京商報(bào)が報(bào)じた。

悠哉旅游網(wǎng)マーケティングセンターの張雪?総監(jiān)によると、旅行者はビザを取得するために、「領(lǐng)事館が受け取る諸費(fèi)用」と「取得代行手?jǐn)?shù)料」を支払わなければならない?，F(xiàn)在、攜程網(wǎng)と百程網(wǎng)が無(wú)料にしているのは「取得代行手?jǐn)?shù)料」だけ。一方の悠哉旅游網(wǎng)は、旅行者がモバイル端末を使って當(dāng)サイトで航空券を予約すると、両方が無(wú)料になり、ビザには一切費(fèi)用がかからない。

中國(guó)旅行研究院のアナリスト?楊彥鋒氏は、「攜程網(wǎng)、百程網(wǎng)、悠哉旅游網(wǎng)はいずれも、旅行客を取り込むために、ビザをめぐる価格競(jìng)爭(zhēng)を起こしている。また、國(guó)際線の航空券とビザは、海外旅行に出かける際にまず必要になるもの?，F(xiàn)在、國(guó)際線航空券の分野は國(guó)內(nèi)線に比べて成熟していないが、経営拡大の余地が大きい」との見(jiàn)方を示している。

また、「旅行サイトが、ビザ代行サービスをめぐりしのぎを削っているように見(jiàn)えるが、旅行サイトが実際に奪おうとしているのは従來(lái)の旅行會(huì)社のビザ取得をめぐるシェア。これまで、ビザをめぐる業(yè)務(wù)は従來(lái)の旅行社の利益源だった。ビザ関連の業(yè)務(wù)を大々的に行っている旅行社なら、1カ月で50-60萬(wàn)のビザの代行を行っている。旅行サイトが行うビザ取得代行件數(shù)は年々増加しており、百程網(wǎng)の件數(shù)は昨年、50萬(wàn)件を超えた。攜程網(wǎng)も、ビザ取得手?jǐn)?shù)料を無(wú)料にしてから、「既に利用者が5萬(wàn)人を超えている」としている。

ただ、現(xiàn)狀を見(jiàn)ると、従來(lái)の旅行社は、ビザをめぐる価格戦爭(zhēng)への參戦に消極的だ。ある旅行社のスタッフは、取材に対して、「?jìng)幎韦扦悉胜ⅴ旦`ビスのクオリティがキーポイント」と何度も強(qiáng)調(diào)した。それでも、ビザ取得には、高い費(fèi)用がかかるだけでなく、その內(nèi)訳も不透明であるため、利用者が旅行サイトへと流れているのも現(xiàn)実だ。英國(guó)のビザを例にすると、中國(guó)康輝旅行社が2000元(約3萬(wàn)3000円)、海濤旅游が1600元(約2萬(wàn)6400円)。うち、英國(guó)大使館が取る諸費(fèi)用は913元(約1萬(wàn)5000円)で、殘りが旅行社の取り分だ。ある、旅行社の擔(dān)當(dāng)者は、「旅行サイトが、ビザ関連の業(yè)務(wù)をめぐり、価格戦爭(zhēng)を激化させていることで、同業(yè)務(wù)における損失計(jì)上につながる。ほとんどの旅行サイトが利用しているのはベンチャーキャピタル（VC）のお金。従來(lái)の旅行社は業(yè)績(jī)の悪化を懸念している」と指摘している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年7月28日