ロンドン五輪體操の男子団體総合で金メダル獲得に貢獻(xiàn)した郭偉陽(yáng)選手が8日、自身の微博(ウェイボー)のアカウントで、腎臓が左右の一方しかない「先天性単腎癥」である後輩の田靜選手のために寄付を募った。投稿から1時(shí)間の間に、劉璇選手、李小鵬選手、鄒凱選手など、體操選手8人が同投稿を微博、微信（WeChat）で転送した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

郭選手は電話取材に対して、「田選手が先天性単腎癥で、腎不全を患い、最近北京で診察を受けたことを耳にした。巨額の手術(shù)費(fèi)やその後の治療費(fèi)を負(fù)擔(dān)することができず、現(xiàn)在は雲(yún)南省の病院に入院している。田選手本人に病狀を確認(rèn)し、自分の微信や微博で寄付を募った。社會(huì)各界が救いの手を差し伸べ、田選手の命を救えることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。

ネット上を見(jiàn)ると、郭選手や劉璇選手、李小鵬選手、鄒凱選手、鄧琳琳選手、何可欣選手、江鈺源選手などの體操選手、フィギュアスケートコーチ?申雪、元バトミントン選手?楊陽(yáng)など、多くの體操界やスポーツ界のコーチ、選手などが次々に同投稿を転送している。體操界も田選手の寄付募集に全力を挙げ、うち、劉璇選手は微博で、「田選手は、體操界に入る前、先天性単腎癥のことを知らなかった。運(yùn)動(dòng)選手の月収は2000元(約4萬(wàn)円)以下。引退後も、醫(yī)療保険などの面で、一般人と同じ。若い時(shí)に一生懸命練習(xí)したことが原因でけがしても、保障はない。田選手は、醫(yī)師に『ステージ5の腎不全』と告げられ、実家のある雲(yún)南省の病院に入院している。でも、透析をすることしかできず、治療費(fèi)もどれだけかかるか分からない。北京の醫(yī)師に、『移植できる腎臓を探すのが最重要』と言われた。拡散希望」と訴えた。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月10日