9月21日、男子體操団體で演技する中國(guó)代表の鄒凱（①）、廖俊林（②）、黃玉國(guó)（③）の各選手

21日夜、インチョンアジア競(jìng)技大會(huì)體操競(jìng)技の會(huì)場(chǎng)となった南洞體育館は、異様な興奮と熱気に包まれた。男子団體に出場(chǎng)した日本と韓國(guó)の代表選手が軒並みハイレベルの演技を披露、高得點(diǎn)を続々と叩き出した。その結(jié)果、日本が総合得點(diǎn)355.475で金メダル、韓國(guó)が350.875で銀メダルを、それぞれ獲得した。午後に演技を終了した中國(guó)は、350.300で銅メダルにとどまり、アジア大會(huì)での男子団體11連覇は果たせなかった。

 日本の畠田好章監(jiān)督は、「午後に演技した中國(guó)チームの成績(jī)を見(jiàn)て、日本が中國(guó)を上回る得點(diǎn)を出せる可能性は高いと踏んだ。このため、同日夜の我々の演技では、さらにチームの士気が上がった。だが、最終成績(jī)の得點(diǎn)差には、正直やや驚いた。これは、日本と中國(guó)の実力差を正確に示しているとは言えない。日本チームはこれまで、アジア大會(huì)で中國(guó)に勝ったことがなかった。今回優(yōu)勝したことで、選手は、來(lái)月開(kāi)かれる世界選手権に対する自信を持っただろう」とコメントした。

 「負(fù)け」は、決して悪いことではない。中國(guó)體操チームは、これまでずっと、挫折を乗り越えて強(qiáng)くなってきたチームだ。若手の新人も、今回の試練を経験してこそ、だんだんと成長(zhǎng)することができる。今大會(huì)の體操男子団體の結(jié)果は、中國(guó)?日本?韓國(guó)3チームの実力差がそのまま反映されたものとは言えない。南寧で十?dāng)?shù)日後に開(kāi)幕する體操世界選手権が、正真正銘の「真剣勝負(fù)」の場(chǎng)となるに違いない。（編集KM）

 「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月22日