８人がかりで木を抱える

8抱えの太さがある木の「お腹」でちゃぶ臺(tái)を設(shè)置。10日、記者は青海省海東市化隆回族自治県の川沿いの村でこの古木を見つけた。樹齢800年はあろうこの木には大きな空洞がある。村民はそこにちゃぶ臺(tái)を置き、時(shí)間があるときにお茶を飲み涼を取っていた。中新網(wǎng)が伝えた。

この村の村長、韓保長氏は、「これは白ニレの木で、2010年に青海省の重點(diǎn)保護(hù)の名古木に認(rèn)定され、2013年に林業(yè)部門の専門家が樹齢およそ800年ほどであると鑑定した。木の空洞は最初は小さかったが、その後だんだん大きくなり、村民がここでちゃぶ臺(tái)や絨毯を設(shè)置するようになり、多い時(shí)で4～5人が一緒にお茶を飲むことができる」と語った。

記者と地元の村人とで手をとり胴回りを図ると、8人がかりでやっと抱えることができた。この木の中はすでに枯れ果てているように見受けられるが、依然として枝木は茂り、ときどき子供が木登りをして遊んでいる。

この木は殺蟲剤や肥料は一切使用せず、ずっと自然に成長してきたという。（編集MZ）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月16日