人気ワード2:エルニーニョ現(xiàn)象
東太平洋の赤道付近で海水溫が上昇する現(xiàn)象。通常、熱帯太平洋地域のモンスーン海流は、アメリカからアジアに向かって流れ、太平洋の海水溫を保ち、インドネシア周辺に熱帯降雨をもたらす。しかし、この狀態(tài)が2-7年に一度崩れ、風向きや海流が逆転し、太平洋の溫かい海水が東のアメリカに向かって流れるようになり、熱帯降雨の場所が移動する。エルニーニョ現(xiàn)象は、熱帯太平洋の海水が異常に上昇する現(xiàn)象で、熱帯太平洋の広域で気溫が上がり、世界の気候に変化をもたらす。この狀態(tài)が3カ月以上続くと、エルニーニョ現(xiàn)象の発生が認められることになる。2014年、中國國家気候センターは、今年エルニーニョが発生すると予測している。エルニーニョ現(xiàn)象が起きると、中國南方地域の梅雨の時期が、通常の5月中旬から6月中旬に遅れる。中國では既に、エルニーニョの影響で、継続的に雨が降る現(xiàn)象が起きている。今後は、中國北方地域では降水量が例年より減り、南方地域では例年より増えると予測されている。
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