7日は、本格的な暑さが始まる頃とされる二十四節(jié)気の「小暑」。北京民俗學(xué)會(huì)の高巍?秘書長(zhǎng)によると、暑さ対策と同時(shí)に、穀物が収穫できたことへの感謝を表すため、中國(guó)では數(shù)千年前から「小暑」の日に、最近収穫した穀物を食べる「食新」という習(xí)慣や大自然や先祖を祭る「五谷大神祭り」という風(fēng)習(xí)が形成されてきた。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

土地の神や先祖に収穫の感謝

「小暑」が過(guò)ぎると、夏の最も暑い時(shí)期となる「三伏」を迎える。この時(shí)期は、1年で最も暑い二十四節(jié)気の「大暑」前後ほどの暑さはないものの、蒸し暑くなり、過(guò)ごしにくい時(shí)期となる。

しかし、厳しい暑さは「無(wú)益」ではない。高秘書長(zhǎng)によると、暑い時(shí)期は農(nóng)作物の成長(zhǎng)が促進(jìn)され、中國(guó)北方地域では小麥が、南方地域では米が、この時(shí)期に収穫を迎える。穀物の収穫が終わると、天や地、土地の神を祭る盛大な儀式が行われる。また、古くから、「小暑」には「食新」の習(xí)慣があり、人々は作りたての小麥粉で作った饅頭（中國(guó)式蒸しパン）を先祖に供える。

「小暑」の時(shí)期はレンコンや羊肉スープ

中國(guó)人は昔から、健康に注意し、どの季節(jié)に何を食べるかなどにこだわりがある?！赶磨啸啤工趣いρ匀~がある夏は特に、食べる物に注意しなければならない季節(jié)だ?！感∈睢工摔?、レンコンを食べると良いとされている。夏に適切な方法で料理された新鮮なレンコンを食べると、貧血や不眠癥を改善できる。この點(diǎn)、高秘書長(zhǎng)も、「小暑の時(shí)期は、果物や野菜をたくさん食べるとよい。食べ物と健康を効果的に組み合わせるとよい」とアドバイスしている。

地域ごとの食習(xí)慣について、高秘書長(zhǎng)は、「小暑のころ、中國(guó)南方地域ではタウナギを食べる習(xí)慣があるのに対し、北方地域では羊肉スープを飲む習(xí)慣がある」と紹介している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年7月7日