青海省公安庁は8日、同省海西モンゴル族チベット族自治州（海西州）にある哈拉湖 (デリンハ)景勝地を訪れていた観光客18人が、湖沼で孤立するというトラブルが発生したことを明らかにした?，F(xiàn)場(chǎng)に駆けつけた公安警察による長(zhǎng)時(shí)間にわたる救援作業(yè)の結(jié)果、全員無(wú)事救助された。新華網(wǎng)が伝えた。

7月4日午前8時(shí)40分、海西州天峻県公安局110指揮センターが、ある女性からの緊急電話を受けた。電話は、夫と友人たちが、先月28日に蘭州から自家用車でデリンハ観光に向かったが、7日前から連絡(luò)が途絶えているため、警察に捜索を依頼したいという內(nèi)容だった。天峻県公安局は直ちに警察6人を選抜、現(xiàn)地に派遣した。警察は、食糧や油などの救援物資を攜えてデリンハ景勝地に赴き、行方不明となった観光客の捜索作業(yè)に著手した。

現(xiàn)地では、約半月前から長(zhǎng)雨が続いていたため、景勝地の河川水量が大幅に増加、あちこちに沼が形成された。車で救出に向かっていた警察は、やむなく途中で車を下りて徒歩で向かったが、なかなか思うように進(jìn)まなかった。4日午後9時(shí)ごろ、立ち往生した観光客のうち2人が、ホテルに連絡(luò)を取り、他の人々も命に別狀はないと告げ、孤立している現(xiàn)場(chǎng)の具體的な位置を警察に知らせた。翌5日、警察の最初に到著した救援隊(duì)が、捜索中に立ち往生してしまった。天峻県は再び、公安部門(mén)と國(guó)土局の車両を調(diào)達(dá)、警察が立ち往生した場(chǎng)所に赴き、同日午後7時(shí)ごろ、彼らを無(wú)事救助した。

6日午後4時(shí)、海西州公安局が派遣した警察がデリンハ景勝地の湖畔に到著、孤立している7人の観光客を発見(jiàn)した。7日午前11時(shí)50分、警察は、周囲を増水した川の水に包囲された土手の上に孤立した9人を発見(jiàn)、完全に腰までつかるような深い川の水を十?dāng)?shù)回往復(fù)して彼らを救助した。これで、観光客18人全員が無(wú)事救出され、死傷者は出なかった。