甘粛省の敦煌研究院によると、夏が來て莫高窟観光のピーク期が到來した上、一部の中高年観光客と周辺の小中學(xué)生のサマーキャンプや事前予約なしの一部観光客が詰めかけていることから、敦煌に到著した観光客は、すぐに莫高窟を見學(xué)することができない狀況となり、見學(xué)の順番待ちで敦煌に停留する観光客は數(shù)千人に上っている。敦煌研究院はこのため、莫高窟見學(xué)に対する臨時措置をスタート、7月22日、25日、28日、31日を「臨時見學(xué)開放日」とした。莫高窟が約1年前に予約見學(xué)制度をスタートさせて以來、「臨時措置」を講じたのは今回が初めてという。人民日報が報じた。
莫高窟開放管理委員會は、莫高窟観光の科學(xué)的管理を強化する目的で、今月20日から、実名による入場券購入と入場券検査制度を?qū)g施、見學(xué)者は、入場券所持者としての身元確認が得られて初めて、見學(xué)が許されるようになった。見學(xué)客の予約に便宜を図るため、莫高窟は26日から予約期間を拡大した。見學(xué)希望者は、莫高窟參観予約ネットを通じて、8月10日から9月10日までの全開放時間の入場券を予約することが可能となった。事前予約が済んでいない見學(xué)客は、毎日、午前8時から正午までの間に、敦煌市街地にある莫高窟參観予約入場券発売センターに赴き、入場券を購入することができる?!概R時措置」の対象となる見學(xué)時間は、臨時見學(xué)開放日の午後4時から午後7時まで。
22日と25日に実施された「臨時措置」の狀況から、3日に1日の間隔で臨時參観日を設(shè)けても、見學(xué)者のニーズに十分対応できない現(xiàn)狀が明らかになった。25日の臨時見學(xué)者は延べ6千人以上に及び、全員が見學(xué)を終えたのは午後9時だった。組織委員會は、このような狀況に対応するため、「臨時措置」の內(nèi)容を調(diào)整することに決め、25日以降は、1日ごとに臨時見學(xué)日を設(shè)けることとした。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月27日
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