今年に入り北京市で不動(dòng)産価格が上昇しているのは爭(zhēng)えない事実だ。では一體どれくらい上昇しているのだろうか。北京市不動(dòng)産協(xié)會(huì)が16日に発表したデータによると、今年1～8月に北京の新築商用物件（居住用物件を含まない）の取引戸數(shù)は4萬500戸で、前年同期比31％増加した。取引価格は1平方メートルあたり2.87萬元（1元は約18.9円）で、同7％の上昇にとどまったが、2.87萬元は過去約5年間で最も高い數(shù)字だ。「新京報(bào)」が伝えた。

同協(xié)會(huì)がまとめた統(tǒng)計(jì)データによると、今年1～8月の市內(nèi)の新築分譲住宅の認(rèn)可された予約販売取引戸數(shù)は2萬2200戸（月平均2800戸）で、前年同期比50％減少し、過去5年間で最も少なかった。だが同期の商用物件取引戸數(shù)は4萬500戸（月平均5100戸）で同31％増加した。取引価格は同2.87萬元となり、過去5年間で最高の水準(zhǔn)だった。

▽五環(huán)路內(nèi)側(cè)の新築物件取引が約40％増加

今年の不動(dòng)産市場(chǎng)の特徴の一つは、都市部での取引の増加が目立ったことだ。同協(xié)會(huì)の統(tǒng)計(jì)によると、1～8月には五環(huán)路內(nèi)側(cè)の新築物件の供給戸數(shù)が2877戸増加し、市內(nèi)の新築物件の供給全體の13％を占め、前年同期比9％増加した。五環(huán)路と六環(huán)路との間にある新築物件の供給戸數(shù)は1萬1790戸で、市內(nèi)の新築物件の供給全體の53％を占め、同5％減少した。六環(huán)路外側(cè)の新築物件の供給戸數(shù)は7464戸で、市內(nèi)の新築物件の供給全體の34％を占め、同4％減少した。

▽通年の新築物件取引価格は小幅上昇の見込み

同協(xié)會(huì)の陳志事務(wù)局長(zhǎng)は、「8月の北京市の新築物件取引戸數(shù)は前月の7月に比べて小幅に減少したが、それでも今年2番目に多い単月の新築物件取引戸數(shù)となった。今年1月の新築物件取引戸數(shù)を前年同期と比較するとやや減少し、2月と3月は春節(jié)（舊正月）と両會(huì)（全國人民代表大會(huì)と全國政協(xié)會(huì)議）の影響もあり、新築物件取引戸數(shù)は低水準(zhǔn)にとどまった。『3?30新政策』がうち出され、政策の効果が出るまでに時(shí)間がかかるため、4月の新築物件取引戸數(shù)の伸びはそれほど目立つものではなかった。5月になると、新築物件市場(chǎng)は回復(fù)の兆しを見せ始めた」と述べた。