「環(huán)太平洋戦略的経済連攜協(xié)定」（TPP）交渉はどれほど難しいものなのだろうか。難しいといえば確かに難しいものだ。規(guī)模の異なるたくさんの國(guó)が密室で何年も交渉してきたが、いまだに各國(guó)の利益にかかわる重要問(wèn)題をめぐってうろうろしている。日本、米國(guó)、カナダ、メキシコの間では、自動(dòng)車の市場(chǎng)參入をめぐる交渉がこの週末に米國(guó)?ワシントンで行われた。日本メディアの報(bào)道によると、この問(wèn)題で突破口は見いだせなかった模様で、これはつまり次回のTPP閣僚會(huì)合の日程が確定できないということだ。さらに言えば、TPP交渉は時(shí)間的なゆとりがますますなくなってきた。新華網(wǎng)が伝えた。

TPP交渉參加國(guó)は今年7月末に米國(guó)?ハワイで行われた閣僚會(huì)合で意見を一致させることができなかった。もともと次回の閣僚會(huì)合は9月末か10月初めに行われる予定だった。

日本の時(shí)事通信社の報(bào)道によると、11日にワシントンで行われた分野別の協(xié)議で、日本、米國(guó)、カナダ、メキシコが自動(dòng)車市場(chǎng)の原産地ルールの細(xì)則について話し合った。具體的には、完成車1臺(tái)に必要な部品の原産地のうちTPP加盟國(guó)の比率をどれくらいにすれば、関稅の優(yōu)遇措置や減免措置を受けられるのかを話し合った。これは自動(dòng)車産業(yè)の雇用に直結(jié)する問(wèn)題であり、政治的にも極めて敏感な問(wèn)題だ。

報(bào)道によると、現(xiàn)在、北米自由貿(mào)易協(xié)定（NAFTA）の加盟國(guó)であるカナダとメキシコは、この比率がNAFTAの定めたラインである62.5％よりもかなり低めの水準(zhǔn)に設(shè)定されることに強(qiáng)く反対している。両國(guó)は、比率が低くなれば、両國(guó)産自動(dòng)車部品の自動(dòng)車生産大國(guó)?米國(guó)市場(chǎng)でのシェアが低下することを懸念するからだ。