黒竜江省の最新の経済データがこのほど明らかになり、全國(guó)31省?自治區(qū)?直轄市の2015年第1~3四半期(1~9月)の國(guó)內(nèi)総生産(GDP)データがすべて出そろった。重慶市が引き続きトップランナーとなり、北京市、上海市、河北省、吉林省、內(nèi)蒙古(モンゴル)自治區(qū)、山西省、遼寧省、黒竜江省の8省區(qū)市はGDP成長(zhǎng)率が7%を下回り、最低は遼寧省だった。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。
各省區(qū)市のデータを詳しくみると次のことがわかる。マクロ経済の下方圧力が大きいにもかかわらず、多くの省區(qū)市でGDP成長(zhǎng)率が上半期より加速した。「東低西高」の傾向が続くが、中部?西部地域の成長(zhǎng)率は鈍化した。第1~3四半期の狀況からみて、多くの省區(qū)市は通年のGDP成長(zhǎng)率目標(biāo)値を問題なく達(dá)成するとみられる、などだ。
31省區(qū)市のうち、同期のGDP成長(zhǎng)率が2けた以上を維持したのは2カ所だけで、重慶市と貴州省だった。重慶市のGDP成長(zhǎng)率は11.0%で、長(zhǎng)らくトップを走り続けている。貴州省は10.8%で、重慶を除く省區(qū)市の中で目立って高い數(shù)字だ。
國(guó)家統(tǒng)計(jì)局中國(guó)経済景気モニタリングセンターの潘建成副センター長(zhǎng)は、「重慶と貴州の成長(zhǎng)率の高さは、主に構(gòu)造の変化がもたらした成長(zhǎng)であり、特に東部の産業(yè)が中部?西部に移転する中で、この2地域がチャンスをつかまえ、大きな産業(yè)クラスターを形成したことによるものだ」と分析する。
第1~3四半期のGDP成長(zhǎng)率の全國(guó)平均は6.9%で、2009年第2四半期(4-6月)以降で初めて「7%」を割り込んだ。31省區(qū)市のうち、北京など8省區(qū)市で7%を割り込み、內(nèi)蒙古が6.9%だったほかは、いずれも全國(guó)平均を下回った。
上海市統(tǒng)計(jì)局の王建平局長(zhǎng)は、「経済のモデル転換という角度からの分析でも、世界の國(guó)際的大都市との比較でも、上海市の6.8%という成長(zhǎng)率は正常な數(shù)字であり、大幅な低下はみられず、速度が遅すぎるということもない。現(xiàn)在みられる小幅の低下は、経済モデル転換プロセスにおけるごく當(dāng)たり前の現(xiàn)象だ」と話す。
長(zhǎng)年にわたる成長(zhǎng)率「東低西高」の局面が続いていることに注意が必要だ。だが中部?西部の複數(shù)省區(qū)市では成長(zhǎng)ペースのギアチェンジの中でこれまでのような2けたに達(dá)することもある高度成長(zhǎng)は終わりを告げたため、「東低西高」の局面も変化しており、中部?西部と東部との開きが縮まりつつある。
國(guó)務(wù)院発展研究センター資源?環(huán)境政策研究所の李佐軍副所長(zhǎng)は、「中部?西部省區(qū)市のGDPは分化の傾向があり、資源?エネルギーへの依存度が高いところはモデル転換の中で下方圧力が大きくなっており、このことは各省區(qū)市の発展戦略にもある程度関わってくることだ」と話す。
國(guó)家情報(bào)センター経済予測(cè)部マクロ経済研究室の牛犁室長(zhǎng)は、「中國(guó)の地域の発展格差が縮小しており、中部?西部地域のGDP成長(zhǎng)率には確かに鈍化の兆しがあり、これは中部?西部地域の重化學(xué)工業(yè)が調(diào)整を迎えていることと関係がある」と分析する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月9日
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