元旦の小型連休とその後に控えた春節(jié)(舊正月、今年は2月18日)の大型連休が徐々に近づくにつれ、海外旅行の予約市場が徐々にヒートアップしている。大手旅行會社各社によると、フランス?パリのテロ事件が歐州観光市場に影を落とし、東南アジア、日本、韓國、臺灣地區(qū)など近場の海外旅行先が人気を集めている。春節(jié)期間の家族旅行商品にはたくさんの予約が集まっており、予約の一番よいタイミングは12月末だという。
中國の旅行予約サイト「同程旅遊」の関係者は、「元旦と春節(jié)期間(の予約)では日本、韓國、香港地區(qū)、澳門(マカオ)地區(qū)、タイなどの近場の海外旅行先が占める割合が50%を超える」と話す。衆(zhòng)信旅遊ダイレクト営業(yè)販売センターの王振玥さんは、「2016年の春節(jié)商品の価格は安定しているが、オセアニア地域の商品だけは現(xiàn)地の受け入れ関連コストの上昇を受けて、価格が10%ほど小幅に上昇している」と話す。また攜程の関連部門の責(zé)任者は、「最近はオセアニア路線やアメリカ路線を予約する旅行者の數(shù)が前年同期に比べて100%以上増加した。自然や生態(tài)環(huán)境のすばらしさで名高いカナダ、ニュージーランドなどの人気が沸騰している」と話す。
春節(jié)期間は家族旅行にたくさんの予約が集まっている。途牛旅遊網(wǎng)のモニタリングデータによれば、11月に予約された観光船ツアー商品のうち、冬休みを利用した家族旅行や春節(jié)の家族旅行が占める割合が55%を占めるという。
去哪児網(wǎng)レジャー事業(yè)部の高興?最高経営責(zé)任者(CEO)は、「12月下旬は歐州、米國、オーストラリア、ニュージーランドなどの長距離海外路線の春節(jié)ツアーの売上が伸びる時期。臺灣に行くなら遅くとも1月初めにはツアーの予約と査証(ビザ)の手配が必要だ。1月上旬は日本、韓國、東南アジアの島々など近場の海外ツアーと三亜などのやや長距離の國內(nèi)ツアーを予約する時期。時期を逃せば売れ殘りの格安ツアーが出るのを待つしかなくなる」と注意を促す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月30日
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