このほど、英國のスウォンジー大學人間健康科學學院とイタリアのミラノ大學の科學者はインターネット中毒は體の免疫システムに損傷を與え、脳卒中や心筋梗塞を患うリスクを増大させることを発見した。生命時報が伝えた。
研究者は毎日平均6時間、一部10時間インターネットを行なう回答者500人を選出した。彼らのうち、ネット依存度が比較的高い人はそうでない人に比べ風邪やインフルエンザの癥狀が出る確率が30%高く、ネットから離れて過ごすとパニックや不安などの精神的ストレスや他の心理的な問題が発生し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなることがわかった。
研究者は「感情的な緊張と緩和を交互に行うことで體內のコルチゾールというホルモンの量に変化が生じ、免疫系の機能に影響を與える。このほか、ネット中毒者は他人と十分なコミュニケーションを取らないため、周りの環(huán)境にある病原菌に接觸する機會が比較的少ない。これも免疫機能を低下させる原因になっている。ネット中毒者は常に睡眠不足で、飲酒や喫煙の回數(shù)も多く、スポーツをする機會も非常に少ない。このため心臓の正常な機能に影響を及ぼし、心筋梗塞や脳卒中の発癥に繋がる」と考えている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月26日
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