2016年の春節(jié)(舊正月。今年は2月8日)を迎えるにあたり、このほど日本民主黨最高顧問である江田五月氏が人民網(wǎng)を通じて中國のネットユーザーに新年の挨拶をした。
江田氏と中國の縁は73年前までさかのぼる。戦前、江田氏の父親は戦爭に反対し、逮捕されて2年8ヵ月間投獄された。出獄後、日本に留まった場合、軍部に付きまとわれることを心配し、1943年一家で中國に渡り、水利プロジェクトの建設に関わった。この當時、江田氏は3歳になったばかりであった。1946年、中國の友人たちの支援で江田一家は石家荘から日本へ帰國した。江田氏は「日本は戦後の一面の廃墟から70年の歳月を経て豊かで安定した國になった。中國をはじめとした世界の人々が見守り、信頼してくれたことで、日本は平和憲法の下で平和な民主國家となる新たなスタートを切ることができた。今日の日本の発展があるのもひとえに各國の人々の溫かい支えがあってのことだ」と語った。
江田氏は昨年、3回訪中し、3回目の訪中では中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館を見學。彼は「當時の日本人の中國でのひどい仕打ちを日本人は決して忘れてはいけない」と語った。
江田氏は「中國経済が巨大な発展を遂げると同時に環(huán)境問題にも直面している。日本もかつてはこのような時代を経験しているが、現(xiàn)在は青空を拝めるようになっていることをみても、環(huán)境問題は克服できる問題だ。中國も日本の知識や経験を活かし、美しい自然環(huán)境の中での経済の発展に努力してほしい。日本側も精一杯、中國を支援したい。今年一年がすばらしい年になるよう共に努力したい」と語った。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月5日
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