米國(guó)人のキンベリーさん（48）は中國(guó)初の米國(guó)籍女性機(jī)長(zhǎng)だ。2015年8月、雲(yún)南省のある航空會(huì)社から採(cǎi)用通知を受け取ったキンベリーさんは中國(guó)でのフライト生活を始めた。申年が明けたばかりの2月14日、バレンタインデーでもあるこの日にキンベリーさんの中國(guó)式の暮らしに迫った。

キンベリーさんは18歳で米國(guó)空軍パイロットになり、中尉でリタイアした後は再び専用機(jī)のパイロットになった。ＦＡＡ（米國(guó)連邦航空局）とＣＡＡＣ（中國(guó)民航）のフライトライセンスを持ち、現(xiàn)在までの飛行距離は累計(jì)1千萬(wàn)キロ近くに及ぶ。キンベリーさんは取材に対し、「中國(guó)の航空業(yè)界は急速に発展しており、安定した就業(yè)チャンスを與えてくれた。同時(shí)に中國(guó)人は穏やかなのでコミュニケーションを取りやすい。もし會(huì)社の契約更新ができるなら、定年まで中國(guó)で働きたい」と語(yǔ)る。

実際、キンベリーさんは昔から中國(guó)に憧れていた。16歳の時(shí)、米國(guó)で中國(guó)語(yǔ)新聞の配達(dá)員や中華料理店で働いたことがあり、いつか中國(guó)で仕事がしたいと思っていた。現(xiàn)在、キンベリーさんはもっと中國(guó)生活に溶け込むため、中國(guó)語(yǔ)を獨(dú)學(xué)で學(xué)んでいる。キンベリーさんが操縦するフライトでは、アメリカ訛りの中國(guó)語(yǔ)を話(huà)す彼女の機(jī)長(zhǎng)アナウンスを聞くことができる。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年2月15日