フィリピンのメディアが中國側(cè)が南沙諸島の五方礁を?qū)g質(zhì)的に管理制御し、フィリピンの漁業(yè)を妨害していると報道したことを受けて、中國外交部（外務(wù)?。─魏槔趫蟮拦伽?日、中國の五方礁を含む南沙諸島及び周辺海域の所有権について議論の余地はないとした。

　洪磊報道官は當(dāng)日開かれた定例記者會見で「中國側(cè)の関係機関の調(diào)査によれば2015年末に外國漁船が中國の南沙諸島五方礁付近の海域で座礁した。船主は數(shù)回にわたり座礁域からの脫出を試みたが失敗し、最終的に船を放棄することを決め、船內(nèi)の主な設(shè)備を持ち帰った。この船が長期的に座礁したままでいることは航行の安全を損ね、海洋環(huán)境にも影響を與えることから、中國交通運輸部（?。┚戎单毳侃`ジ局はこのほどサルベージ船を五方礁に派遣し、この船の引き揚げ作業(yè)を行い、適切な処置を行ったに過ぎない。作業(yè)過程において、航行の安全と作業(yè)條件を保証するため、中國側(cè)は作業(yè)海域付近の漁船に回避勧告を行った。作業(yè)完了後、中國側(cè)の船はすでに帰航した」と語った。

　また洪磊報道官は中國の五方礁を含む南沙諸島及び周辺海域の所有権について議論の余地はないとし、中國はASEANと共に引き続き「南中國海における各國の行動宣言」（DOC）に基づき、南中國海の平和を維持していくとした。（編集TG）

　「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月3日