「金融機(jī)関各項(xiàng)目資金殘高」、あるいは「資金総額」は、ある地域または都市の経済運(yùn)営の結(jié)果であり、経済運(yùn)営の原動(dòng)力である。中國では、都市の資金総額が反映するのはGDPだけでなく、その都市がその地域に與える影響力と深く関係している。筆者が主要都市の資金総額および成長速度の統(tǒng)計(jì)を調(diào)べたところ、2015年は北京、上海、深セン(広東?。─廊簧衔?位を占め、3位の深センと4位の広州の差がますます大きくなっていることに気づいた。成長速度の面では、合肥(安徽?。?、鄭州(河南?。?、武漢(湖北省)、長沙(湖南省)といった中西部都市と南京(江蘇?。?、深センといった沿岸都市が上位を占めている。第一財(cái)経日報(bào)が伝えた。
リードする「北京?上海?深セン」
一線都市である北京、上海は名実共に全國の中心都市であり、両都市の資金総額はいずれも10兆元(1元は約17.3円)以上で、他の都市を遙かに上回る。北京市統(tǒng)計(jì)局の統(tǒng)計(jì)によると、昨年末時(shí)點(diǎn)の全市金融機(jī)関(外資を含む)の資金殘高は12兆8573億元で、年初よりも1兆5248億7000萬元増となっていた。上海統(tǒng)計(jì)局の統(tǒng)計(jì)によると、昨年末時(shí)點(diǎn)の全市金融機(jī)関(外資を含む)の資金殘高は10兆3760億6000萬元で、年初より1兆3328億7500萬元増となっていた。
北京と上海に続くのが、同じく一線都市だがやや規(guī)模の小さい深センと広州だ。両都市の資金総額の合計(jì)は上海のそれに相當(dāng)し、こうした勢力図は、北は北京、東は上海、南は二都市に分擔(dān)という地域経済の発展情勢と概ね合致するものである。
ただ、同じ一線都市ではあるが、広州の近年の資金総額の成長はやや減速している。過去の統(tǒng)計(jì)によると、2000年、広州の総額は上海や北京に追いつこうとしており、「北京?上海?広州」と並んで呼ばれていたのもこのためである。當(dāng)時(shí)、広州一都市の資金総額は天津、重慶、杭州の三大都市の合計(jì)、または深センの二倍に相當(dāng)していた。しかし、広州の資金総額は今や北京の三分の一、上海の半分にも満たず、深センにも追い越されますます差をつけられている。
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680