韓國ソウルの「大學路」は、韓國文化のエッセンスが集まる場所。春の日差しが溫かい今月、中國映畫を専門に上映する映畫館がこの文化の中核地域で誕生した。近年、中國と韓國のさまざまな文化交流が活発化しており、韓國のポップミュージックや映畫、ドラマなどが中國で流行を続けているほか、中國映畫も韓國で人気となっている。人民日報が報じた。
今月1日、ソウル中國文化センターと「大學路」があるソウル鐘路區(qū)役所、東洋蕓術劇場が共同で開設した韓國初の中國映畫専門の映畫館がオープンした。東洋劇場の第二、第三館に設置されている。在韓國中國大使館の文化參事官である、ソウル中國文化センターの史瑞林センター長、鐘路區(qū)の金永棕區(qū)長、東洋蕓術劇場のユ?インテク代表などがオープンセレモニーに出席した。中國の張蕓謀(チャン?イーモウ)監(jiān)督の「紅いコーリャン(原題:紅高梁)」や韓國の郭在容(クァク?ジェヨン)監(jiān)督がメガホンを握った中韓合作映畫「更年奇的な彼女(中國題:我的早更女友)」が、オープニング映畫に選ばれた。その他、「夜半歌聲(The Phantom Lover)」、「モンスター?ハント(原題:捉妖記)」、「美人魚(The Mermaid)」など、良質(zhì)な中國映畫が順に上映される計畫だ。
中國映畫の無料上映で「中國ファン」獲得へ
韓國東洋大學の蕓術劇院の院長を務める、同大學の映畫専門客員教授?ユ?インテク氏は、韓國では著名な映畫プロデューサー。ユ氏の協(xié)力の下、中國映畫を専門に上映する映畫館が設立された。ユ氏は取材に対して、「この映畫館は計382席。今後、月曜日から金曜日の午後2‐4時まで、中國映畫2作品が無料上映され、年間で中國映畫數(shù)百作品が上映される計畫。中國の良質(zhì)な映畫なら何でも上映できる」と説明した。
そして、「大學路には多くの劇場が集まり、さまざまなイベントが行われているため、韓國の若者がたくさん訪れる。この地理的メリットを活用し、毎週定期的に中國映畫を無料上映することで、中韓両國の文化蕓術交流が促進され、韓國の若者が中國映畫に觸れるきっかけを作り、中國映畫の『ファン』になり、中國文化に興味を抱いて中國が好きになってくれれば」との見方を示した。
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