▽神話崩壊
ドイツと日本の自動(dòng)車、また歐米の自動(dòng)車は、上下はあるものの、多くの人にとっては先進(jìn)的な技術(shù)、精緻な技能、傑出した性能、優(yōu)れた耐久性の代名詞だった。だがスキャンダルの相次ぐ発覚により、一部の人々の心の中では、こうした輝かしいイメージが少しずつ変化している。
実際、自動(dòng)車産業(yè)における國(guó)際ブランドの不正行為は少數(shù)のメーカーにだけ存在するというものでもなく、小規(guī)模メーカーだけに存在するものでもない。
報(bào)道によると、米自動(dòng)車誌「グリーンカージャーナル」はこれまで環(huán)境にいい車に賞を授與してきた。VWは傘下のメーカーがかつてこの賞を受賞している。だが最近になって賞は廃止された。人々は不正が1件でもあれば過(guò)去の自動(dòng)車購(gòu)入にも影響が出ることに気づき始めている。米國(guó)にはVW車が約58萬(wàn)臺(tái)あり、世界全體では1050萬(wàn)臺(tái)に達(dá)し、どれも根本的に「グリーン環(huán)境保護(hù)」ではない。VWの排ガス不正問題では、違法なソフトを利用することで排出テスト時(shí)の排気ガスの量を減少させたが、道路でこの裝置が作動(dòng)しない場(chǎng)合、窒素酸化物の排出水準(zhǔn)は規(guī)定の40%にも達(dá)したという。環(huán)境にやさしいとうたったVWの広告が長(zhǎng)らくメディアに氾濫し、人々の神経をマヒさせてきた。排ガス不正事件はVWの80年近い歴史の中で最も深刻に名譽(yù)を傷つけた事件だといえる。教育を受けた多くの中産階級(jí)や富裕層の原告は愛するブランドが故意に偽裝されたととらえる。今回イメージが地に落ちたことで、人々はVWのスキャンダルや法律の隙間を突いてきた歴史を論評(píng)するようにさえなった。これまでは恐るべき結(jié)果を避けてきただけだというのだ。
三菱を例に挙げると、2000年に三菱自動(dòng)車は安全に関する記録と顧客からの投書を故意に隠していたことが発覚した。三菱は4年後に事件はより広い範(fàn)囲に広がるとともに、數(shù)十年にわたって続いてきたことを認(rèn)めた。00年と04年には車両の欠陥の記録と顧客からの投書を隠匿していたことが発覚。また數(shù)十年にわたって日本の國(guó)土交通省に安全関連の報(bào)告をしておらず、欠陥のある車両の部品をひそかに修理?調(diào)整していたことがわかった。だが幅広く注目を集め、あちこちで論評(píng)されている中、今回ばかりは調(diào)査逃れは難しいとみられる。
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