先日、米「ジョン?C?ステニス」空母打撃群の新任司令官、ヒッチコック氏は取材に米艦艇と中國軍との相互交流は「大変プロフェッショナルだ」と表明した。この発言を西側(cè)メディアは中國海軍に対する「稱賛」と受け止めた。(文:華益聲?國際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
ヒッチコック司令官の言う「プロフェッショナル」とは、主に中國海軍が海上衝突回避規(guī)範(CUES)を執(zhí)行したことを指す。
第1に、CUES合意には中國の貢獻がある。CUESはオーストラリア、ニュージーランドが最初に提案し、2000年の西太平洋海軍シンポジウムで正式に発表された。その後、多くのシンポジウム加盟國が修正意見を提出した。2012年、中國はフォーラムの年次総會の運営を決定して以來、加盟國の意見を広範に募った上での修正の先頭に立った。2014年、南京で開催されたシンポジウム作業(yè)部會で、各國はCUESについて合意した。
第2に、中國はCUESの積極的な意義を重視している。CUESは海軍の艦艇または航空機が海上で予期せず遭遇した際、どのような安全措置?手段を講じ、相互妨害と不確定性を減らし、通信を円滑化するべきかを指す。CUESは海軍の艦艇や航空機の法的地位、権利?義務(wù)及び海上で予期せず遭遇した際の安全手順、通信手順を説明し、信號言語や基本機動についても定めている。これによってCUESは関係國の海軍が海上で予期せず遭遇した場合に不測の事態(tài)が起きる可能性を下げ、たとえ不測の事態(tài)が起きても衝突が激化することを避けることができる。CUESは中米が誤った判斷を回避し、「非衝突?非対立」という中米の新型の大國関係を維持する助けとなる。
第3に、中國はCUESを真剣に実行している。昨年11月、中米海軍は初めて大西洋で合同訓(xùn)練を?qū)g施した。この訓(xùn)練はCUESに基づき、両軍の相互信頼?協(xié)力を深化するものだ。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680