中國民政部（?。─?6日に発表した情報によると、同日午前9時時點までの各種災(zāi)害による被災(zāi)者は延べ1億3700萬人、死者1074人、行方不明者270人、緊急避難者は延べ624萬人となった。倒壊家屋40萬戸、損壊家屋が225萬戸、直接経済損失は2983億元（約4兆6833億円）。近年の同時期と比べると被害狀況は明らかに甚大だ。新華社が伝えた。

國家防災(zāi)委員會弁公室副室長、民政部災(zāi)害救助司副司長の楊暁東氏は26日の民政部第3四半期定例記者會見で、「今年に入り中國は主に洪水、風(fēng)?雹、地質(zhì)災(zāi)害をはじめとする自然災(zāi)害に見舞われ、臺風(fēng)、地震、凍結(jié)、干ばつ、雪災(zāi)や森林火災(zāi)などが程度の差はあるものの全て発生した。なかでも6月以降の被害狀況は猛烈な速さで広がっている」と語った。

統(tǒng)計データによると、今年の災(zāi)害による死者數(shù)と行方不明者數(shù)は昨年同期より多い。楊氏は「6月以降、程度が激しい大きな災(zāi)害に見舞われ、洪水、風(fēng)?雹、臺風(fēng)や地質(zhì)災(zāi)害による死者は833人、行方不明者は233人となり、今年の全國における災(zāi)害が原因の死者?行方不明者數(shù)の80％を占めた。2011年以降の同期最高を記録し、同時期の平均値に比べるとほぼ倍増している」と話す。

また楊氏は、「現(xiàn)在、中國はすでに7月下旬から8月上旬という洪水防止の最も重要な時期を迎えており、災(zāi)害救援の情勢は非常に厳しく、任務(wù)も多くその負(fù)擔(dān)も大きい。國家防災(zāi)委員會弁公室と民政部は各関連當(dāng)局と連攜して分析、予測を行なったところ、2016年の増水期は中國全體的に天気に恵まれず、降水量も多く、洪水災(zāi)害も1983年よりひどい狀況になっているが1998年に比べると少ない。南西地域の地質(zhì)災(zāi)害が比較的深刻で、北西地域の東部は夏の干ばつの発生率が高い。また今年上陸する臺風(fēng)の數(shù)は例年に比べて少ないが、強度は強い」と話す。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月27日