中國の李克強総理は21日、カナダを公式訪問した。これに先立ちカナダのトルドー首相が8月30日から9月6日まで訪中した。雙方の指導(dǎo)者の頻繁な相互訪問により、中國?カナダ関係の新たな時代が開かれつつあるとの認(rèn)識で両國の世論は一致している。新華網(wǎng)が伝えた。

トルドー首相は訪中時「歴史的にカナダ?中國関係は常に親しく溫かいものだった。最近はいくつか疎遠(yuǎn)や重點不足が生じたが、今回の訪中では両國及び両國民間の関係を立て直し、深めることが最も期待する成果だ」と表明した。

カナダのアナリストは、トルドー政権が対中関係改善に盡力する大きな原因として、次の2つを挙げる。第1に、中國との友好関係の発展は與黨自由黨の伝統(tǒng)だ。1970年代、トルドー首相の父であるピエール?トルドー首相（當(dāng)時）は米國の妨害を排除して中國との國交樹立を?qū)g現(xiàn)した。これによってカナダは新中國を最も早く承認(rèn)した西側(cè)の大國の1つとなった。

その後、自由黨の歴代首相は対中関係の発展に盡力し続けた。1990年代、クレティエン首相は中國指導(dǎo)者と共に両國関係の「黃金の10年」を切り開いた。2005年、マーティン首相の在任中に両國は戦略的パートナーシップを構(gòu)築し、両國関係を「より成熟した、より深いレベルの発展」へと向かわせた。

第2に、両國上層部の頻繁な相互訪問に導(dǎo)かれる形で、経済?貿(mào)易?人的?文化的関係が日増しに発展している。世界第2のエコノミーである中國はカナダにとって第2の貿(mào)易パートナーであり、昨年の二國間貿(mào)易額は557億ドルに達(dá)した。中國はカナダに対する重要な投資國でもあり、投資総額は580億ドルに達(dá)した。両國の人的?文化的交流は緊密で、昨年の人的往來は延べ130萬人近くに達(dá)し、毎週約132便が両國間を往き來し、両國間の留學(xué)生は15萬人を超えた。