日本の中國殘留孤児問題をテーマとする民間フォーラムが2日、東京で開催された。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
參加者は中國の人々の恩を銘記し、平和を守り、戦爭に反対するよう呼びかけ、當時の歴史を時の流れとともに、あるいは當事者の高齢化によって次第に風(fēng)化させてはならないとした。
元中國殘留孤児やこの問題に関心を持つ民間人多數(shù)が參加した。フォーラム開始前、元中國殘留孤児及びその子や孫は「中國の養(yǎng)父母に感謝、中國の政府と人々に感謝」と中國語で記した赤い橫幕に次々と自らの思いを書き込んだ。
中國殘留孤児とは、第2次大戦終結(jié)後中國に置き去りにされて中國人に大事に育てられた日本人孤児を指し、4000人以上いる。中日國交正?;帷⒈摔椁现袊握热恕─沃堡蚴埭堡凭A々と日本に帰國した。
元孤児であり、當時の経験を書き留めた「この生あるは」の著者でもある中島幼八さんはフォーラムで「元孤児は最も年下でもすでに70歳を超えており、當時の歴史の記憶が日本社會に忘れられていくことが懸念される。このためこのフォーラムの発起に參加するとともに、ここで中國の養(yǎng)父母たちへの感謝の念を改めて表明することとした」と涙を浮かべて語った。
NPO中國帰國者?日中友好の會理事長の池田澄江さんは挨拶で「中國人養(yǎng)父母は當時の極度に貧しい生活の中、敵國の子である私たちを成人するまで大事に育ててくれた。もし中國人養(yǎng)父母がいなければ、私たちもいない。私たちは感謝の念を抱くと同時に、戦爭に反対し、平和を祈念し、日中両國の世々代々の友好に希望を託すべきだ」と語った。
続いて白西紳一郎?日中協(xié)會理事長、中國帰國者二世である大久保明男教授らパネリストが、戦爭によってもたらされた苦しみの経験を振り返ると同時に、日本の「加害」の面も決して見落としてはならないと呼びかけた。また、それによって歴史を直視し、平和を守り、戦爭の悲劇が繰り返されないようにしなければならないとした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月3日
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