中國初のミサイル研究機関である國防部第五研究院が1956年10月8日に設(shè)立されてから現(xiàn)在まで、中國の宇宙事業(yè)は60年の歩みを経てきた。中國が宇宙強國となるにはあとどのくらいかかるのだろうか。中國宇宙事業(yè)60周年に際し、中國航天科技集団の雷凡培董事長(會長)が、新華社の獨占インタビューに応じた。新華社が伝えた。
雷董事長は「60年の発展を経て、中國は獨立?自主の不備なき宇宙船の設(shè)計?研究?生産?試験?打ち上げ?制御?保障體制を形成した。中國有人宇宙事業(yè)はすでに有人宇宙船『神舟』を10機、ドッキング目標(biāo)機『天宮1號』、宇宙実験室『天宮2號』を打ち上げており、計12人が宇宙と地球を無事に行き來している。また月探査事業(yè)は無事『周回』と『著陸』の目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)した。北斗衛(wèi)星測位システムの地域システムが全面的に構(gòu)築され、高分解能地球観測システムは各分野で中國の空白を埋めた。長征シリーズのロケットが236回打ち上げられており、現(xiàn)役ロケットの成功率は97.5%に達(dá)し、各種衛(wèi)星300基以上を打ち上げた。軌道上の衛(wèi)星は170基以上で、『通信?測位?地球観測』という3大衛(wèi)星システムによる國家民間用宇宙インフラ枠組みが初歩的に建設(shè)された。また30以上の國、宇宙機関、國際組織と100件以上の協(xié)力協(xié)定に調(diào)印し、20數(shù)カ國?地域の國際商業(yè)打ち上げに54回成功。9ヶ國に11基の衛(wèi)星を輸出し、12回の打ち上げサービスを提供した」と紹介した。
また雷董事長は「中國は宇宙強國の指標(biāo)を設(shè)定しているが、これには製品技術(shù)指標(biāo)100件と経済指標(biāo)27件が含まれる。中國が世界先進水準(zhǔn)に達(dá)している指標(biāo)は、現(xiàn)在3分の1ある。製品技術(shù)指標(biāo)のうち、有人宇宙事業(yè)、月探査といった主要指標(biāo)では、すでに世界先進水準(zhǔn)に達(dá)している。経済指標(biāo)のうち、経済規(guī)模指標(biāo)の半數(shù)が世界先進水準(zhǔn)に達(dá)しているが、1人平均の指標(biāo)では依然として開きがある。さらに3分の1の指標(biāo)が世界先進水準(zhǔn)に達(dá)すれば、中國は宇宙強國になれる。中國宇宙事業(yè)関係者である我々はプレッシャーを感じているが、今後も取り組みを続け、2025年までに宇宙強國の目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するよう努力する」と語った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月11日
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