中國科學(xué)院紫金山天文臺の科學(xué)者を主要メンバーとするチームは研究を通じて、銀河系の主要構(gòu)造には滑らかで規(guī)則的な渦狀腕があり、さらにそこから突き出ている「分岐」や「橋」があることを発見した。この最新の研究成果は米國東部時間28日午後2時に、世界トップの科學(xué)誌であるサイエンス誌の「Science Advance」に掲載され、その「ハイライト」として取り上げられた。人民日報が伝えた。
多くの科學(xué)誌によると、銀河系は1000億個の恒星と無數(shù)の物質(zhì)によって出來ている渦狀天體であり、中心の部分と2本もしくは4本の渦狀腕によってできている。渦狀腕は渦狀天體の特殊な構(gòu)造で、光を放つ環(huán)狀の帯は絡(luò)み合いながら、中心の奧深くから天體の縁まで達(dá)する。渦狀腕の見所は、大質(zhì)量恒星形成區(qū)だ。私たちのいる太陽系は、多くの若い恒星によって構(gòu)成される物質(zhì)団の最も內(nèi)側(cè)にある。この恒星物質(zhì)団はオリオン座に近いことから、「オリオン腕」と呼ばれる。銀河系にいる私たちは、その全貌を一望することは難しい。しかし銀河系の渦狀腕の大質(zhì)量恒星形成區(qū)の距離を正確に測量すれば、まるで釘を打ちこんだような具合になり、この釘を集めることで、銀河系の渦狀腕の形狀を描き出すことができる。
同チームの主要メンバー、中國科學(xué)院紫金山天文臺の徐■研究員(■は火に華)は「銀河系の構(gòu)造は、実際には複雑だ。チームは銀河系の「オリオン腕」の突起を発見した。これは橋のように腕から「いて?りゅうこつ腕」にむかって伸びている。長さは約1萬2000光年で、現(xiàn)在発見されている銀河系の突起のうち最も長い」と説明した。
徐氏は「これは銀河系がこれまで想像されていたように、大きな渦狀腕による渦狀天體ではなく、メインとなる腕に多層的構(gòu)造を持つ渦狀天體がある可能性がある。メインの腕という枝から、さらに枝分かれしているのだ。この研究に基づき、銀河系を描き直すことができる」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月30日
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