中露両軍は11日に北京で、世界と地域のミサイル防衛(wèi)の狀況について合同ブリーフィングを行なった。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
中國側(cè)代表の蔡軍?中央軍事委員會(huì)連合參謀部作戦局副局長は「ミサイル防衛(wèi)問題は大國関係、世界の平和と安全、軍備管理と軍縮のプロセスに対して深く長期的な影響を與える。多層的ミサイル防衛(wèi)計(jì)畫を一方的に発展させる米國の非建設(shè)的行為は世界の安全環(huán)境を悪化させ、世界の戦略バランスと地域の安全?安定を破壊し、核軍縮と不拡散のプロセスを妨げるものであり、新たな軍拡競爭を引き起こす恐れがある。米韓はミサイル防衛(wèi)システム『THAAD』の韓國配備を決定したが、これは公言している目的と明らかに合致せず、朝鮮半島核問題の解決と朝鮮半島の平和?安定の助けにならず、中露を含む関係國の安全保障上の利益を深刻に損なう。中國側(cè)は斷固反対し、根本的に改めるよう米韓に強(qiáng)く促す。中國側(cè)は、関係各國は世界と地域の戦略的安定の維持及び戦略面の相互信頼の強(qiáng)化の観點(diǎn)から、政治的?外交的手段を通じて普遍的な安全を?qū)g現(xiàn)し、平和?安定、平等?相互信頼、協(xié)力?ウィンウィンの國際安全保障環(huán)境を共に築くべきだと終始主張している。中露両國首脳はミサイル防衛(wèi)問題について繰り返し共同聲明を発表しており、雙方はミサイル防衛(wèi)問題における調(diào)整と協(xié)力を深化し続けている」と述べた。
ロシア側(cè)代表のロシア軍參謀本部作戦総局副総局長は、同システムによる朝鮮のミサイルへの防御の必要性に疑念を呈したうえで「米國のミサイル防衛(wèi)システムは強(qiáng)大な戦略的攻撃性を備え、世界的範(fàn)囲でいかなる潛在的敵に対しても絶対的優(yōu)勢に立つことを狙っている。ロシアは終始米側(cè)に対して、客観的基準(zhǔn)を根拠とし、法的効力を持つ保証を示し、歐州ミサイル防衛(wèi)システムがロシアの戦略核兵器に対するものではないことを保証するよう求めている」と指摘した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月12日
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