荼荼さん

「聲優(yōu)」という言葉を聞けば、ほとんどの人が日本のアニメ?漫畫界の「聲による出演者」を連想するだろう。一方、今の中國(guó)では、アニメ?漫畫、ゲーム、テレビ?ラジオドラマにおいて吹き替えを擔(dān)當(dāng)する若い人々もいる。人々がイメージする従來(lái)の「吹き替え擔(dān)當(dāng)者」とは異なり、1980年?1990年代生まれの新世代は、自分自身の聲で一つの「二次元」空間の扉を開(kāi)きつつある。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

アニメスタジオ「柴少鴻工作室」で仕事をしている荼荼さんは、生まれながらの「アニメ?漫畫」向きの聲の持ち主だ。その聲は、スクリーンに登場(chǎng)するアニメの主人公「大耳朵圖圖（大きな耳のトゥートゥー）」を連想させる。このため、荼荼さんは主に「二次元」作品の吹き替えの仕事を行っており、「ゲーム、アニメ?漫畫はなんでもあり」という。

荼荼さんによると、普段している仕事が吹き替えだと話すと、周囲の人から、『誰(shuí)それの聲をやってみて』と必ず頼まれるという。彼女は、國(guó)內(nèi)の吹き替え聲優(yōu)について、「素人にとっては謎めいた商売」だと感じている。

その「謎」の背後には、普通の人とは全く違う労働形態(tài)がある。アニメ?漫畫やゲームの吹き替えを仕事としている荼荼さんは、聲優(yōu)としてはまだ駆け出しだ。「決まった出社時(shí)間というものがないため、晝夜逆転生活が當(dāng)たり前になっている。忙しいときは、睡眠時(shí)間さえ確保できない。1日に十?dāng)?shù)時(shí)間働かなければならない時(shí)もある」と彼女は話した。