今年度上半期、原油価格は円建てで35.5％低下し、貿(mào)易黒字の実現(xiàn)に重要な役割を果たした。だが石油輸出國機構（OPEC）が生産制限で合意したため、原油価格は上昇軌道に入るとみられる。

しかし劉補佐研究員は次のような見方を示す?！脯F(xiàn)在、グローバル経済環(huán)境は低迷が続いているが、日本も経済構造の調(diào)整を進めており、このほど日本が発表したデータにはあるシグナルが隠されている。貿(mào)易収支と経常収支が黒字になり、ここから日本企業(yè)がここ數(shù)年の國際貿(mào)易投資の低迷した狀況の中で、対外合併買収（M&A）を盛んに進め、特に金融業(yè)、製造業(yè)、設備製造業(yè)でM&A活動が非常に活発だったことがわかる。2013年以降、日本の財務省が対外的に発表するデータからわかるように、日本企業(yè)が海外投資で得た収益の回流する數(shù)量が大きくなっている。これは日本が経済構造の調(diào)整を経て、これまでの製造業(yè)を中心とした貿(mào)易構造から資本投資を中心とした國際収支構造へと徐々に転換していることを物語るものだ。日本企業(yè)の資金回収額は大きく、資本國への転換という日本の戦略はある程度成功したといえる」。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月27日