チリの首都サンディエゴで開催された第二回中國商品展覧會(huì)で展示された長安汽車の車（2007年12月6日、撮影?新華社記者の趙凱）

【路上】

ある自動(dòng)車メーカーの「この車を欲しがる人が永遠(yuǎn)に増えていく」という広告のうたい文句は、近年、チリの市場で確固たる地位を築いている中國車の成長を言い表している。

05年、中國とチリは自由貿(mào)易協(xié)定を締結(jié)し、中國の自動(dòng)車メーカーには、チリへの輸出という商機(jī)が巡ってきた。07年1月、中國の自動(dòng)車メーカーとしては長城汽車が初めてチリ市場に進(jìn)出し、今では20以上の中國のメーカーが同國で根付いている。

チリで7年以上仕事をしている周佳さんは、「チリに來たばかりの時(shí)は、中國車はあまり人気がなかった。しかし、數(shù)年で、中國の自動(dòng)車メーカーのほとんどをこの地で見るようになった」とし、「チリ人の中國車に対する評価は、中國人より高いことがある」と冗談交じりに語る。

チリの自動(dòng)車工業(yè)協(xié)會(huì)の統(tǒng)計(jì)によると、今年の1－5月期、中國車が同國で占めるシェアは約13％で、販売臺(tái)數(shù)は約11萬7000臺(tái)だった。

チリ市場は、ラテンアメリカ全體の縮図に過ぎず、奇瑞、比亜迪、江淮、宇通などの中國自動(dòng)車メーカーは、そのコストパフォーマンスを武器に、ラテンアメリカ全體で人気になり、多くの現(xiàn)地の人達(dá)の「マイカーを持つ」という夢をかなえている。