メイン著陸エリアに待命しているヘリ

有人宇宙船「神舟11號(hào)」と宇宙実験室「天宮2號(hào)」が11月17日に切り離され、宇宙飛行士の景海鵬氏と陳冬氏が帰途についた。両氏はこれまで天宮2號(hào)で30日間にわたる任務(wù)につき、中國(guó)人宇宙飛行士の宇宙滯在期間の新記録を樹(shù)立している。新華社が伝えた。

內(nèi)モンゴル自治區(qū)中部草原に位置するメイン著陸エリアの試験設(shè)備のコンディションは良好で、各種作業(yè)の準(zhǔn)備を終え、任務(wù)遂行條件も整っている。神舟11號(hào)は中國(guó)有人宇宙事業(yè)にとって初の、冬に著陸する有人宇宙船だ。西安衛(wèi)星測(cè)控センターメイン著陸エリア指揮部の李権指揮長(zhǎng)は「季節(jié)の関係で、帰還モジュールの捜索活動(dòng)がより難しくなる。寒さが宇宙飛行士に與える影響を極力抑える必要がある。帰還モジュールで著陸後、中の気溫も低下するので、捜索隊(duì)は30分內(nèi)に宇宙飛行士を救出しなければならない。以前は船內(nèi)で行っていた重力適応も、今回は気溫がやや高いヘリ內(nèi)で行われる。宇宙飛行士が船外に出た後、作業(yè)員が特製の防寒服を著用させる。さらに保溫型の寢袋と毛布を用意している」と話した。

メイン著陸エリア指揮部の李軍智副指揮長(zhǎng)は「今回の捜索任務(wù)では無(wú)人機(jī)を使う。これは中國(guó)有人宇宙事業(yè)の捜索任務(wù)で初のケースだ」と表明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年11月18日