10月25日、視覚障害者の張建華さん、盲導(dǎo)犬Kentaと一緒に訓(xùn)練を行う王さん。紫外線に過敏な王さんは、完全なUV対策をしていた。(撮影:尹平平)
心理カウンセリング料金が1時間600元(1元は約16.2円)、高ければ1千元に上る今日この頃、日本に10年間も留學(xué)して心理學(xué)の博士號を取得して帰國した人にとって、仕事と「報酬」の見通しは極めて明るい。だが、王■(■は上に金、下に金2つ)は、そのような約束されたコースを進むことをあえて放棄した。自分の専門を生かした仕事に就かず、フルタイムの盲導(dǎo)犬訓(xùn)練士になることにしたのだ。新華毎日電訊が報じた。
王さんは、中國盲導(dǎo)犬大連訓(xùn)練基地(以下、「基地」と略)に所屬する盲導(dǎo)犬訓(xùn)練士。1頭でも多くの盲導(dǎo)犬を育て、視覚障害者の眼の代わりや自律歩行の手助けとなるよう、彼女は自分が學(xué)んできた専門の學(xué)問、學(xué)歴、外資企業(yè)での高級待遇を全て捨てた。
大連出身の王さんは、中學(xué)?高校時代に日本に留學(xué)し、心理學(xué)の博士號まで取得した。日本での留學(xué)中は、たとえ勉強の合間にアルバイトをする程度でも、月収は1萬元ほどあった。しかし、故郷に戻り、盲導(dǎo)犬訓(xùn)練士になった彼女の月収は約2千元。ピザを食べたいと思っても、お金のやりくりをよくよく考えなければならなかった。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn