韓國の樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)は「腹心の內(nèi)政干渉」騒動に深く陥り、退陣圧力が増している。樸大統(tǒng)領(lǐng)は29日に3回目の謝罪を行い、自らの問題を國會の決定に委ね、任期前に退任する考えを表明した。だが韓國の野黨は弾劾を避け、時間を引き延ばす試みに過ぎないと批判している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

全國向けのテレビ演説で、樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)は自らの生活と身辺の人を管理できなかったことを認(rèn)め、國民に何百回も謝罪しなければならないとした。

樸大統(tǒng)領(lǐng)は韓國が混亂を早期に脫し、正常な道に戻ることを求め、國會の決定に従い、任期を短縮するとした。また、與野黨が混亂の軽減と権力の空白期間を減らすことを前提に、政権移行計畫を定め、手続きに従って辭職するとした。

報道によると、樸大統(tǒng)領(lǐng)は具體的な措置に言及しなかったが、外部は「秩序ある退陣」の意向と解釈している。國會の総理選出、組閣、大統(tǒng)領(lǐng)選挙により、國會での野黨の弾劾を回避することなどだ。韓國の與黨セヌリ黨は樸大統(tǒng)領(lǐng)の決定を尊重し、すでに國民の訴えに応じ、退陣の意向を表明したものとし、野黨は弾劾の妥當(dāng)性を再検討すべきだとしている。

だが、最大野黨「共に民主黨」は弾劾を堅(jiān)持し、樸大統(tǒng)領(lǐng)には反省の意がないと批判し、國會に責(zé)任を丸投げして、弾劾の回避を企図しているとしている。樸大統(tǒng)領(lǐng)の任期は2018年に終る。任期短縮には憲法改正のプロセスが必要であり、引き延ばし戦術(shù)との分析もある。また、野黨は12月2日に弾劾決議案で一致する。もし弾劾が1週間先延ばしされれば力が弱まるため、野黨は早期の可決を望んでいる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月30日