日本人のファッション文化と心理（一）>>>

日本人のファッション文化と心理（二）>>>

中國(guó)、日本、韓國(guó)を頻繁に行き來(lái)していると、それらの國(guó)のファッションや美的センスの比較をついついしてしまうものだ。韓國(guó)人が一番重視しているのは「肌」で、スキンケアにたくさんのお金と時(shí)間を使う。その目標(biāo)は、透き通るように輝く、艶のある肌を手に入れることだ。一方、日本の女性のメイクの特徴は頬紅。それを使って、元々彫のない東洋人女性の顔を歐米人のように美しいラインのある顔へと仕上げる。また、日本人の女性を「かわいく」させている他の要素には、揃った前髪やゆったりしたスカート、厚底ブーツなどがある。筆者が韓國(guó)ソウル大學(xué)を訪學(xué)した際、腰まであるロングヘアーに、ホットパンツが隠れるほどのビッグサイズのTシャツを著て、だらっとしていながらも、モデルのようなオリジナル感を出そうとしている女子大生をキャンパスでよく見(jiàn)かけた。これが韓國(guó)の女性の「美」への追求だ。日本や韓國(guó)と比べると、中國(guó)の女子大生はノーメークであることが多く、服裝にもそれほどのこだわりが見(jiàn)られず、女性の特徴が強(qiáng)調(diào)されていることもない。そして、勉強(qiáng)のできる女子大生の多くはそのような格好にリュックを背負(fù)って図書(shū)館を出入りしている。

経済的な分野を見(jiàn)ると、日本は超資本主義國(guó)で、早くからアジア一の経済を誇っている。日本人の80％以上は、「中流意識(shí)」を持ち、國(guó)民の所得の半分以上はショッピングや旅行に使われる。特に女性はブランドもののバッグを買(mǎi)うのが好きだ。筆者が見(jiàn)る限り、日本の世界的なブランドの占有率は、東アジアの他の國(guó)を大きく上回っている。大都市の発展は地下鉄と密接な関係があるもので、日本の地下鉄の各駅にショッピングエリアがある。東京の表參道や銀座などは、ぜいたく品ブランドのショップが集まる街で、日本人は、日本のブランドも海外ブランドも好きなブランドマニアだ。一方、韓國(guó)は、自國(guó)のファッションブランドが多く、東洋人の體型に合わせて美しく、スリムに見(jiàn)せる服を作るのが得意だ。日本人は、背が高いわけでも、足が長(zhǎng)いわけでもないが、國(guó)內(nèi)外のブランドの服をうまくコーディネートしてゆったりとした格好をして、その弱點(diǎn)を隠してしまうのが得意だ。日本の高校生の多くは小遣い稼ぎのためにアルバイトをしているが、時(shí)給1000-1200円のレジのアルバイトをするのは、「存在感を出すことのできる服やブランドもののバッグを買(mǎi)うため」という高校生も多い。比較的安い有名ブランドは、日本の學(xué)生に大人気となっている。